エラーメッセージと保守メッセージの内容と対処方法

エラーが発生したり、消耗品の交換が必要になったりすることがあります。その場合は、本製品で問題の特定が行われてエラーメッセージが表示されます。最もよく見られるエラーメッセージと保守メッセージの内容と対処方法は、次のとおりです。
ほとんどのエラーを解決することができ、保守メッセージに対処することができます。
エラーメッセージ
原因
対処方法
メモリがいっぱいです
メモリー不足です。
次のいずれかを実行してください。
Graphic を押す。
電源プラグを抜いて、再度差し込む。
分離片交換
分離片の交換時期です。
分離片を交換してください。交換しないとスキャンエラーが発生することがあります。分離片を交換するをご覧ください。
分離ローラー交換
分離ローラーの交換時期です。
分離ローラーを交換してください。交換しないとスキャンエラーが発生することがあります。分離ローラーを交換するご覧ください。
分離片/ローラー交換
分離片と分離ローラーの交換時期です。
分離片と分離ローラーを交換してください。交換しないとスキャンエラーが発生することがあります。分離片を交換するおよび分離ローラーを交換するご覧ください。
スキャンできません XX
(XXはエラーコード)
本製品でエラーが発生しています。
本製品の電源を入れ直してから、再度スキャンを行ってください。電源を入れ直してもエラーが発生する場合は、販売店またはお客様相談窓口へエラーメッセージをお知らせください。
原稿が詰まっています/長すぎます
原稿ガイドが正しく調整されていません。
設定が原稿に適していません。
分離ローラーまたは分離片にほこりが蓄積している。
紙づまりを取り除くを参照して、紙づまりを取り除き、次の操作を行ってください。
原稿ガイドを原稿の幅に合わせてください。幅が揃っていない原稿をまとめてスキャンする場合は、幅の狭い原稿を給紙トレイの中央にまっすぐセットしてください。原稿がうまく給紙されない場合は、継続スキャンを使用して複数回に分けてスキャンしてください。
設定を確認する。紙づまりを取り除く重要をご覧ください。
分離ローラーと分離片を清掃する。本体の内側を清掃するをご覧ください。
原稿が重送されました
同時に2枚以上の原稿が給紙され、スキャンが停止した状態です。
原稿を取り除いてください。重送発生時の対処方法をご覧ください。
使用できないデバイス
USBメモリー差し込み口に使用できない機器が接続されています。
接続している機器を取り外します。電源プラグを抜いて、再度差し込んでください。
使用不能なUSB機器です
対応していないUSB機器がUSBメモリー差し込み口に接続されています。
USB機器を取り外してください。USBポートはUSBフラッシュメモリー専用です。マウス等は使用できません。
USBハブは使用できません
USBハブ、または、USBハブ付きのUSBフラッシュメモリーがUSBメモリー差し込み口に接続されています。
対応していないUSB機器(USBハブ、または、USBハブ付きのUSBフラッシュメモリーなど)をUSBメモリー差し込み口から取り外します。
USBメモリの空き容量が足りません
接続されているUSBフラッシュメモリーがいっぱいです。
Graphic を押し、次の操作のいずれかを行ってください。
USBフラッシュメモリーから不要なファイルまたはフォルダーを削除する。
容量に空きのあるUSBフラッシュメモリーを使う。
USBメモリにアクセスできません
USBフラッシュメモリーへのアクセス中に、USBフラッシュメモリーが取り外されました。
Graphic を押してください。
USBメモリに書き込みできません
接続されているUSBフラッシュメモリーが書き込み禁止になっています。
書き込み禁止になっているUSBフラッシュメモリーを取り外してから、Graphic を押し、次の操作のいずれかを行ってください。
USBフラッシュメモリーの書き込み禁止をオフにする。
書き込み禁止になっていないUSBフラッシュメモリーを使う。
USBメモリのファイルが多すぎます
USBフラッシュメモリー内のファイルの数が多すぎるため保存できません。
USBフラッシュメモリーを取り外し、Graphic を押します。USBフラッシュメモリーから不要なファイルまたはフォルダーを削除してください。
ファイル名が割り当てられません
ファイル名の通し番号が最大値に達しました。
Graphic を押し、次の操作のいずれかを行ってください。
USBフラッシュメモリー内の不要なファイルを削除する。
ファイル名を変更する。原稿をスキャンしてUSBフラッシュメモリーに保存するをご覧ください。
プロファイルが設定されていません
スキャン to FTPのプロファイルまたはスキャン to ネットワークのプロファイルが登録されていません。
スキャン to FTPのプロファイルまたはスキャン to ネットワークのプロファイルを設定してから、スキャン to FTPまたはスキャン to ネットワークの機能を使用してください。原稿をスキャンして直接FTPサーバーに送るまたは原稿をスキャンして直接CIFSサーバーに送る(Windows®をご覧ください。
証明書がありません
証明書がないか、あるいは破損しています。
ブラウザーで本製品にアクセスして、管理者タブで電子署名付PDFの設定を行います。原稿をスキャンして直接FTPサーバーに送るまたは原稿をスキャンして直接CIFSサーバーに送る(Windows®をご覧ください。
登録できません
アドレス帳がいっぱいです。
不要なEメールアドレスを消去してください。
登録できません
(Eメールアドレス)
Eメールアドレスが長すぎます。
Eメールアドレスは64文字以内で入力してください。
お気に入りを登録できません
お気に入りの数が制限に達しました。
不要なお気に入りを消去してください。
登録できません
(お気に入り)
お気に入りで使用されているEメールアドレスの数が制限に達しました。
不要なEメールアドレスを消去してください。
削除できません
お気に入りに登録されているEメールアドレスです。
お気に入りで使用されているEメールアドレスは消去できません。先にお気に入りを消去してください。

紙づまりを取り除く

原稿が適切に挿入されていない場合、または原稿が長すぎる場合は、紙づまりになることがあります。次の手順で紙づまりを取り除いてください。
1
給紙トレイから原稿をすべて取り出す
2
カバーオープンレバー(1)を手前に引いてフロントカバーを開く
Graphic
3
つまった原稿を取り除く
Graphic
Note Note
内部に紙片が残っていないか確認してください。紙片はすべて取り除いてください。
4
フロントカバーを閉じる
5
Graphic を押す
注意 注意
分離片カバーの金属部分に触れないでください。怪我や故障の原因となることがあります。
Graphic
重要 重要
フロントカバーを開く前に原稿を引っ張ると、原稿が破れることがあります。
給紙トレイから詰まった紙をすべて取り除いてからフロントカバーを閉じてください。
紙づまり防止の為、次の点にご注意ください。
フロントカバーを閉じるときは、中間を軽く押して閉じる。
原稿サイズ等の設定を適切に行う。
分離片と分離ローラーを清掃する。本体の内側を清掃するをご覧ください。
原稿をよくさばいてセットする。
本製品でスキャンできる原稿かどうか確認する。スキャンできる原稿をご覧ください。
カードの場合は、縦向きにセットする。
長い原稿をスキャンする場合は、原稿サイズから長尺(幅広) x 原稿長または長尺(幅細) x 原稿長を選ぶ。