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子機の通信状況を改善する

ネットワーク*1の通信速度が低下しがちであったり、子機どうしの内線通話状況がよくない場合、無線LANで使用している電波と、内線で使用している電波が干渉しあっている可能性があります。この場合、内線用の通信チャンネルを切り替えると、改善されることがあります。

*1 通信ボックスと複合機本体間におけるファクス通信用無線LANまたは無線LAN(MFC-J855DN/J855DWNのみ)環境

ステップ1 無線LANの使用チャンネルを確認する

無線LANが使用しているチャンネルを確認するには、ネットワーク設定リストを出力します。

1. 通信ボックスの[通信ボックス 機能/確定]を押す
2. [通信ボックス 下キー/音声頭出し ]/[通信ボックス 上キー/音声スキップ ]で【4(3).レポート インサツ】を選び、[通信ボックス 機能/確定]を押す
3. [通信ボックス 下キー/音声頭出し ]/[通信ボックス 上キー/音声スキップ ]で【3.ネットワークセッテイリスト】を選び、[通信ボックス 機能/確定]を押す
4. もう一度[通信ボックス 機能/確定]を押す

◆ ネットワーク設定リストが複合機本体から出力されます。
◆ <Wireless Link Status>の「Operating Ch=」で使用チャンネルを確認してください。

ステップ2 内線用の通信チャンネルを確認する

内線用の通信チャンネルは、以下の手順で確認します。お買い上げ時は【セッテイ3】に設定されています。

1. 通信ボックスの[通信ボックス 機能/確定]を押す
2. [通信ボックス 下キー/音声頭出し ]/[通信ボックス 上キー/音声スキップ ]で【0.ショキ セッテイ】を選び、[通信ボックス 機能/確定]を押す
3. [通信ボックス 下キー/音声頭出し ]/[通信ボックス 上キー/音声スキップ ]で【8.ソノタ】を選び、[通信ボックス 機能/確定]を押す
4. [通信ボックス 下キー/音声頭出し ]/[通信ボックス 上キー/音声スキップ ]で【4.コキ ツウシン チャンネル】を選び、[通信ボックス 機能/確定]を押す
5. 表示されている通信チャンネルを確認する
【セッテイ1】、【セッテイ2】、【セッテイ3】のいずれかが表示されています。

・ このまま通信チャンネルを変更する場合⇒ステップ3の手順2
・ 確認をいったん終了する場合⇒手順6

6. [通信ボックス 停止]を押して確認を終了する

ステップ3 無線LANと内線用のチャンネルが干渉しないよう設定を変更する

無線LANが使用しているチャンネルと、内線用の通信チャンネルで、干渉が起きているかどうかを次の表で確認します。

ステップ1のチャンネルが下記の値の場合
ステップ2の通信チャンネルが下記の値であれば干渉しあう可能性があります
下記の値に変更してください(干渉しあわない設定値)
1〜4
セッテイ2、セッテイ3
セッテイ1
5〜8
セッテイ1、セッテイ3
セッテイ2
9〜14
セッテイ1、セッテイ2
セッテイ3

たとえば、ステップ1が7チャンネル、ステップ2がセッテイ3の場合は、干渉しあう可能性があります。設定の変更が必要です。

1. ステップ2の4までを行う
2. [通信ボックス 下キー/音声頭出し ]/[通信ボックス 上キー/音声スキップ ]で、上表で示された干渉しあわない設定値を選び、[通信ボックス 機能/確定]を押す
3. [通信ボックス 停止]を押して設定を終了する

他の無線LAN機器からの干渉により、子機の通話状況が悪化することもあります。この場合は、本製品をこれらの機器から遠ざけてください。
(MFC-J855DN/J855DWNのみ)
本製品が認識している無線ネットワークは、複合機本体の【メニュー】を押し、【ネットワーク】ー【無線接続ウィザード】を選択して表示される画面で確認できます。

通話パワーの設定を変更する

子機の電波状況がよくないとき、通話パワーを「ツヨイ」にすると、通話品質が改善されることがあります。お買い上げ時は、「ヒョウジュン」に設定されています。


■ 通話パワーを「ツヨイ」に設定したときは、「ヒョウジュン」の設定に比べ連続通話時間が短くなることがあります。

1. 子機の[子機 機能/確定]を押す
2. [子機 上下キー]で「ツウワパワー」を選び、[子機 機能/確定]を押す
3. [子機 上下キー]で「ツヨイ」を選び、[子機 機能/確定]を押す
4. [子機 切]を押して設定を終了する
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