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TWAINドライバーを使ってスキャンする
本製品のドライバーはTWAINに対応しており、TWAIN対応のアプリケーション(「Presto! PageManager」や「Adobe® Photoshop®」など)で、原稿をスキャンできます。ここでは、「Presto! PageManager」でスキャンする場合について説明します。TWAIN対応の他のアプリケーションからスキャンするときも、手順は同様です。

あらかじめPresto! PageManagerを起動させ、[ファイル]メニューの[ソースの選択]で、接続している本製品のモデル名(「TW-Brother MFC-9460CDN」、「TW-Brother MFC-9460CDN LAN」のいずれか)を選んでおきます。また、[ファイル]メニューの[スキャンの設定]で、[TWAINユーザーインターフェースを無効にする]のチェックを外してください。

ADF(自動原稿送り装置)または原稿台ガラスに原稿をセットする
ADF(自動原稿送り装置)を使用する場合、複数の原稿をセットすることでまとめてスキャンすることができます。

Presto! PageManager画面からをクリックする
TWAINダイアログボックスが表示されます。詳しくは、「TWAINダイアログボックスでの設定」を参照してください。

必要に応じてTWAINダイアログボックスで以下の項目を設定する
・解像度
・色数
・明るさ など

[スキャン開始]ボタンをクリックする
スキャンが終了すると、Presto! PageManager の表示エリアに、スキャンした原稿がサムネイルで表示されます。

操作の詳細については、Presto! PageManagerのヘルプをご覧ください。

TWAINダイアログボックスでの設定
TWAINダイアログボックスで設定できる項目について、以下に説明します。
@ 簡単設定(イメージタイプ)
カラー写真:写真の場合に選択します。(解像度:300×300dpi 色数:1677万色カラー)
ウェブ素材:ホームページに使用する場合に選択します。(解像度:100×100dpi 色数:1677万色カラー)
モノクロ文書:文書の場合に選択します。(解像度:200×200dpi 色数:白黒)
A 解像度
プルダウンメニューからスキャンする解像度を選択します。解像度を高くすると必要なメモリや読み取り時間が増えますが、スキャンした原稿の質は向上します。
選択できる解像度と指定可能な色数の対応は以下のとおりです。
解像度
白黒/グレー/
256階調グレー
256色カラー
1677万色カラー
100×100dpi
150×150dpi
200×200dpi
300×300dpi
400×400dpi
600×600dpi
1200×1200dpi
×
2400×2400dpi
×
4800×4800dpi
×
9600×9600dpi
×
19200×19200dpi
×

B 色数
白黒
文字原稿や線画原稿のスキャンに適しています。
グレー
写真やグラフィックが含まれる原稿のスキャンに適しています。このモードでは、黒い点を原稿の濃淡に応じ一定の規則で配置することで、原稿の濃淡を擬似的に表現する方式でスキャンします。
256階調グレー
写真やグラフィックが含まれる原稿のスキャンに適しています。
256色カラー
カラーイラストが含まれる原稿のスキャンに適しています。
1677万色カラー
カラー原稿のスキャンに適しています。このモードでは、ブラザーカラーマッチング技術を利用するため、最良のスキャン結果を得ることができます。
C ノイズ軽減(1677万色カラーで解像度300×300dpi、400×400dpi、600×600dpiのときのみ)
スキャンしたイメージのノイズを軽減します。スキャンしたイメージにノイズがある場合や、印字の際、縞状のパターンが発生する場合に使用してください。
D 明るさ(白黒/グレー/256階調グレー/1677万色カラーのみ)
必要に応じてマウスでつまみを左右にドラッグして、明るさを調節してください。
E コントラスト(グレー/256階調グレー/1677万色カラーのみ)
必要に応じてマウスでつまみを左右にドラッグして、コントラストを調節してください。
F 原稿サイズ
以下のいずれかのサイズを設定します。
・A4 210×297mm(8.3×11.7 インチ)
・JIS B5 182×257mm(7.2×10.1 インチ)
・レター 215.9×279.4mm(8 1/2 ×11 インチ)
・リーガル 215.9×355.6mm(8 1/2 ×14 インチ)
・A5 148×210mm(5.8×8.3 インチ)
・エクゼクティブ 184.1×266.7mm(7 1/4 ×10 1/2 インチ)
・名刺 90×60mm(3.5×2.4 インチ)
・ポストカード 101.6×152.4mm(4×6 インチ)
・インデックスカード 127×203.2mm(5×8 インチ)
・L判 89×127mm(3.5×5 インチ)
・2L判 127×178mm(5×7 インチ)
・ハガキ 100×148mm(3.9×5.8 インチ)
・往復ハガキ 148×200mm(5.8×7.9 インチ)
・ユーザー定義サイズ
[ユーザー定義サイズ]を選択した場合は、右の画面が表示されます。[幅]と[高さ]を入力します。

●1677 万色カラーは最適な色で画像を作成できますが、作成した画像ファイルのデータ容量は、256 色カラーを使用した場合の3倍ほどになります。
●ユーザー定義サイズを選択した後でも、スキャンの範囲をさらに調整できます。マウスの左ボタンを使って、スキャン範囲の点線をドラッグします。この作業はスキャンするときに画像を切り取るために必要です。
●名刺をスキャンするには、名刺サイズ(60×90mm)の設定を選択し、原稿台ガラスにセットしてください。
●ワープロアプリケーション、グラフィックアプリケーション上で使用される写真や、その他の原稿をスキャンする場合は、濃度・モード・画質の設定を調整して、どの設定が最適か判断してください。
●必要以上に解像度を高く設定すると、データ容量も取り込み時間も増大します。適切な解像度を選択してください。
●ユーザー定義サイズは、8.9×8.9mmから215.9×355.6mmまで調整できます。

プレビューで画像を調整する
プレビューは、低い画質ですばやく原稿をスキャンし、スキャンエリアに表示された原稿データのサムネイルを確認しながら、原稿データのサイズや解像度、色数、明るさなどを調整できる機能です。

ADF(自動原稿送り装置)または原稿台ガラスに原稿をセットする

[プレビュー開始]ボタンをクリックする
スキャンされた原稿データのサムネイルがTWAINダイアログボックスのスキャンエリアに表示されます。

ADF(自動原稿送り装置)をお使いの場合は、[プレビュー開始]ボタンをクリックした時点で原稿を排出してしまうため、再度セットしてから[スキャン開始]ボタンをクリックする必要があります。

スキャンした原稿の一部分を切り取るには、マウスの左ボタンを使ってスキャンエリアの点線や角をドラッグする
点線を調整してスキャンしたい部分を囲みます。
プレビューのとおりでよければ、次へ進みます。

必要に応じてTWAINダイアログボックスの解像度、色数、明るさの設定を調整する

[スキャン開始]ボタンをクリックする
選択された範囲だけがPresto! PageManager画面に表示されます。

Presto! PageManager画面上で画像を調整する

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