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無線LANに関する用語(MFC-6490CNのみ)

● IEEE802.11b 及び IEEE802.11g

IEEE(米国電気電子学会)で定めた無線LAN規格で、IEEE802.11bは最大11Mビット/秒での通信が可能です。 IEEE802.11gはIEEE802.11bの上位互換であり、更に高速な最大54Mビット/秒での通信が可能です。本製品の無線LAN機能はIEEE802.11b及び IEEE802.11gの両方の規格に対応しています。

● AES

米国商務省標準技術局が定めた次世代標準暗号化方式のことです。

IEEE802.11iの暗号化方式の一つに採用されています。

● AOSSTM

AirStation One-Touch Secure Systemの略。バッファロー社の無線LANアクセスポイント、エアーステーションシリーズに搭載されている機能で、接続設定とセキュリティ設定が簡単に行えます。

● ASCII

American Standard Code for Information Interchangeの略。アメリカ規格協会が定めた情報交換用の文字や記号を数値表現したものです。例えばASCIIコードの「41」はアルファベットの「A」を表します。

● HEX

HEXADECIMAL の略。数字の0〜9及びアルファベットのA〜Fを使用する16進数表示です。

● MACアドレスフィルタリング

無線LANアクセスポイントにMACアドレスを登録することにより、許可された無線LAN端末以外は接続できなくなります。

● SSID

Service Set Identifierの略。ネットワーク名とも呼ばれるSSIDは、無線LANを他の無線LANと区別するネットワークの識別子のことで、無線LANをグループ化するために用いられます。通常はアクセスポイントから発信されるビーコン等のパケットに含まれますが、ネットワークによっては、セキュリティ強化の為にアクセスポイントのSSIDを表示しないようにする場合もあります。(SSIDの隠ぺい)

● TKIP

Temporal Key Integrity Protocolの略。WEPの後継にあたる暗号化の規格で、暗号化方式はWEPと同じRC4を利用しています。

TKIPは一定時間ごと、または一定パケット量ごとに暗号化キーが更新されるためWEPキーによる暗号化よりも高いセキュリティになります。

● WEP

Wired Equivalent Privacyの略。IEEE802.11で標準化されている暗号化方式です。 無線LANアクセスポイントやクライアントで共通の暗号化キー(WEPキー)を設定して通信の暗号化を行います。設定した暗号化キーが一致しない限り暗号化されたデータを解読することができません。

● WPA-PSK

無線LANの業界団体Wi-Fi Alliance® が提唱するWPA(Wi-Fi Protected AccessTM)のPersonalモードです。 WPA-PSKは、無線LANで使用される暗号化技術を用いた認証方式の一つであり、TKIPまたはAES暗号化を使用したPSK(事前共有キー)による認証を行います。

● WPA2-PSK

次世代標準暗号化方式の「AES」を使用した強力な暗号技術を用いた承認方式の一つであり、AES暗号化キーを使用したPSK(事前共有キー)による認証を行います。

WPA2-PSK対応の無線LAN端末であればWPA-PSK互換モードにより、従来から使用されているWPA対応機器との通信もできます。

● WPS

Wi-Fi Protected SetupTM の略。Wi-Fi Alliance® が考案した、簡単に無線接続設定ができる規格です。親機(無線LANアクセスポイント)も子機(本製品やパソコンなど)もWPSに対応していれば、本体のセットアップボタンを押すだけで設定が完了して接続できるようになります。プッシュボタン方式以外には、PIN(Personal Identification Number)と呼ばれる機器固有の番号を入力・登録するPINコード方式があります。PINコード方式は主にパソコン向けであり、プッシュボタン方式はゲーム機やプリンタなどのように入力インターフェースを持たない機器向けの仕様です。

● アドホック(Ad-hoc)通信

無線LANアクセスポイントを経由しないで、直接それぞれの無線LAN端末間で通信するネットワークです。このタイプのネットワークは、アドホックモード、またはピア・ツー・ピア・ネットワークとも呼ばれています。

● インフラストラクチャ(Infrastructure)通信

無線LANアクセスポイントを経由して、それぞれの無線LAN端末が通信するネットワークです。インフラストラクチャモードとも呼ばれています。

● セキュリティ(Security)

無線LANでは電波の届く範囲内であれば自由にそのネットワークへ接続することが可能になります。したがって、悪意を持った第三者に通信内容を盗聴されたり、無断でネットワークに侵入されて個人情報の取り出しやデータの改ざん、システムの破壊などの行為を許さないために暗号化などの安全保護を行うことを推奨します。この安全保護のことをセキュリティといいます。

● チャンネル (Channel)

無線LANでは通信のためにチャンネルが使われます。それぞれのチャンネルは予め決められたそれぞれ異なる周波数帯域を持っています。一つの無線LAN内の全ての無線LAN端末は、同じチャンネルを使う必要があります。

● ネットワーク認証

無線LANで使われる認証方式の総称です。本製品がサポートしている認証方式としては、オープンシステム認証、共有キー認証、WPA/WPA2-PSKなどがあります。

● 信号強度

無線LAN端末が無線LANアクセスポイント、または他の無線LAN端末から受信する電波の強さのことです。

● 無線LANアクセスポイント(アクセスポイント)

無線LANアクセスポイントは無線LANルータとも言われています。個々の無線LAN端末は、ネットワークの中心にある無線LANアクセスポイントを介して通信します。また、無線LANアクセスポイントはセキュリティ管理も行っています。

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