前のページへ グラフィック目次 次のページへ
ネットワーク設定編 (HL-5350DNのみ)>>セキュリティ機能>>セキュリティ機能を使う>>ネットワークプリンタを安全に管理する 印刷

ウェブブラウザを使って安全に管理する
ネットワークプリンタを安全に管理するためには、HTTPSとSNMPv3の使用をおすすめします。
HTTPSプロトコルを使用するには、以下のプリンタ設定が必要です。
・ 証明書と秘密鍵をプリンタにインストールする必要があります。証明書と秘密鍵のインストール方法については、「証明書を作成してインストールする」 Link を参照してください。
・ HTTPSプロトコルを有効にする必要があります。HTTPSプロトコルを有効にするには、ウェブブラウザから本製品にアクセスし、[プロトコル設定]の[Web Based Management(Web Server]の[詳細設定]で、「SSL通信を使う(ポート443)」を有効にします。[プロトコル設定]ページにアクセスする方法については、「プロトコルを設定する」 Link を参照してください。

・ Windows®の場合はMicrosoft® Internet Explorer® 6.0以降またはFirefox 1.0以降、Macintoshの場合はSafari1.3以降をおすすめします。
・ どのウェブブラウザの場合も、JavaScriptおよびクッキーを有効にして使用してください。
・ 上記以外のウェブブラウザを使用する場合は、HTTP1.0 とHTTP1.1 に互換性があるかを確認してください。
・ ウェブブラウザを使用するには、本製品のIPアドレスが必要です。
本製品のお買い上げ時のユーザ名は"admin"で、パスワードは"access"に設定されています。
・ Telnet、FTP、TFTPプロトコルを無効にしてください。これらのプロトコルを使って機器にアクセスすることは、セキュリティ上安全ではありません。プロトコルの設定方法については、「プロトコルを設定する」 Link を参照してください。

ウェブブラウザを起動します。
 
ウェブブラウザのアドレス入力欄に https://Common_Name/を入力します。
([Common_Name]は、IPアドレス、ホスト名、ドメイン名などの証明書に割り当てたコモンネームを入力します。証明書にコモンネームを割り当てる方法については、「証明書を作成してインストールするLink を参照してください。)
例) https://192.168.1.2/(「Common_Name」が本製品のIPアドレスである場合)

hostsファイルを編集した場合や、ドメインネームシステムを使用している場合は、IPアドレスではなく、本製品に割り当てた名前を入力します。本製品は、TCP/IPおよびNetBIOSをサポートしているため、本製品のNetBIOS名を入力することもできます。
NetBIOS名は、プリンタ設定一覧に表示されます。プリンタ設定一覧の印刷方法については、「プリンタ設定一覧を印刷する」 Link を参照してください。
お買い上げ時のNetBIOS名は、ノード名「BRNxxxxxxxxxxxx」と同じです。
(「xxxxxxxxxxxx」はMACアドレス(イーサネットアドレス)の12桁です。)

HTTPSを使って本製品にアクセスすることができます。
HTTPSプロトコルを使用するときは、SNMPv3を合わせて使用することをおすすめします。
SNMPv3を使用する場合は以降の手順に従ってください。

SNMP設定はBRAdmin Professional 3でも変更できます。

[ネットワーク設定]をクリックします。
 
[ユーザ名]と[パスワード]を入力し、[OK]をクリックします。
お買い上げ時のユーザ名は"admin"で、パスワードは、"access"に設定されています。
 
[プロトコル設定]をクリックします。
必ずSNMP設定を有効にし、SNMPの[詳細設定]をクリックします。
右の画面からSNMP設定を設定できます。
 

SNMP動作モードは次の3種類です。
● SNMPv3 read-write access
このモードでは、SNMPプロトコルのバージョン3が使用されます。安全に本製品を管理する場合は、このモードを選択してください。

「SNMPv3 read-write access」を使用する場合は、次の点に注意してください。
・ 本製品は、BRAdmin Professional 3またはウェブブラウザでのみ管理できます。
・ SSL通信(HTTPS)の使用をおすすめします。
・ BRAdmin Professional 3以外では、SNMPv1/v2cを使用するすべてのアプリケーションが制限されます。SNMPv1/v2cで動作するアプリケーションを使用するには、「SNMPv3 read-write access and v1/v2c read-only access」または「SNMPv1/v2c read-write access」を使用してください。

● SNMPv3 read-write access and v1/v2c read-only access
このモードでは、SNMPプロトコルのバージョン3の読み書きと、バージョン1および2cの読み取りが本製品で使用されます。

「SNMPv3 read-write access and v1/v2c read-only access」を使用する場合は、バージョン1および2cは読み取り認証されるため、BRAdmin Lightなどのブラザーアプリケーションが正しく動作しません。すべてのブラザーアプリケーションを使用する場合は、「SNMPv1/v2c read-write access」を使用してください。

● SNMPv1/v2c read-write access
このモードでは、SNMPプロトコルのバージョン1および2cが使用されます。
すべてのブラザーアプリケーションが使用できます。ただし、ユーザーが認証されず、データが暗号化されないため、安全ではありません。

詳細については、ウェブブラウザのSNMP設定のヘルプを参照してください。


前のページへ 次のページへ
TOP