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● WINS
Windows Internet Name Service の略。Windows 環境で、ネームサーバを呼び出すためのサービスです。サービスを実行するにはサーバが必要です
● WWW
World Wide Web の略。インターネットでの情報検索システム、サービスシステムのひとつです。
● カテゴリ
LAN ケーブルの品質を指します。カテゴリ5 は100BASE-TX で利用されています。将来ギガビット・イーサネット(1000BASE-T)によるネットワークを想定する場合は、カテゴリ6 を選択することが推奨されています。カテゴリ5 で保証される周波数帯域は100MHz までですが、カテゴリ6 では250MHz まで保証されています。また、LAN ケーブルはUTP ケーブルと呼ばれる場合もあり、UTP はUnshielded Twisted Pair の略でより線のことを指しています。シールド付きのものは、STP ケーブルと呼ばれます。
● ゲートウェイアドレス
ネットワークとネットワークを接続する際の、外部のネットワークとの接点となるホストのIP アドレスを指します。別名「デフォルトルータ」や、単に「ルータ」と呼ばれる場合もあります。ルータは、同一ネットワーク内に存在するホストである面と、他のネットワークにも同時に所属している両面を持っています。
● サブネットマスク
ネットワークを複数の物理ネットワークに分割するのに使用します。サブネットマスクはクラスごとに固定されています。
クラスA 255.000.000.000
クラスB 255.255.000.000
クラスC 255.255.255.000
ルータの取扱説明書によっては、192.168.1.1 / 255.255.255.0 のことを、192.168.1.1/24 と表記している場合があります。255.255.255.0 を2 進数に換算すると、先頭から1 が24 個並びます。"/24"とは、この事を指します。24bit 以外のマスク値を設定することも可能ですが、IP 管理が複雑になりますので、マスク値は24bit でご利用することをお勧めします。なお、ローカルネットワークで利用するIP アドレスのことをプライベートIP アドレスと呼び、こちらもクラスがわかれています。
クラスA 010.000.000.000 〜 010.255.255.255
クラスB 172.016.000.000 〜 172.031.255.255
クラスC 192.168.000.000 〜 192.168.255.255
● スイッチング・ハブ
スイッチング機能を持つハブ(集線装置)。パケットをその宛先に応じて振り分け、ネットワークトラフィックを局所化して、ネットワークの全体的な通信バンド幅を増やすことができるのが特徴です。10BASE-T や100BASE-TX などのネットワークでは、各ネットワーク機器同士をハブを使って相互に接続していますが、Ethernet の通信方式の関係上、ノード数が増えると有効な帯域幅が急速に飽和するという特性を持っています。そこで、実際に通信をするポート同士だけを直結して通信を行い、それ以外のポートへは流れないようにするスイッチング技術が開発されました。これを実装したハブをスイッチング・ハブといいます。
● ノード
node 。ネットワークに接続されているコンピュータなどの機器を指します。「ノード名」と「ホスト名」は同じ意味です。
● ルータ
ネットワーク間(LAN とLAN 、LAN とWAN)の接続を行うネットワーク機器の一つです。ルータはインターネット接続されたアドレスを変換し、LAN 内からアクセスできるようにしたり、LAN 内のサーバを指定したポートを通じて外部に公開したりするNAT(アドレス変換)の機能があります。現在では有線に加え無線ルータなども使用されています。
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