重送検知

重送は、ADF(自動原稿送り装置)を通じて2枚以上の用紙が同時に送られた場合、または異なる原稿の長さが検出された場合に発生します。

重送検知機能では、原稿の重なり、原稿の長さ、またはその両方をチェックします。正確な重送検知のためには、次の条件を満たす必要があります。

  • ADS-4300N/ADS-4700W
    • ADF(自動原稿送り装置)にセットした原稿のすべてのページが同じ重量であること。

      用紙坪量が、40 g/㎡から200 g/㎡であること。

    • 原稿の中央80 mmの領域に、ミシン目や穴がなく、他の原稿が貼られていないこと。
    • 原稿が、ピックアップローラーの中央にセットされていること。
    • 原稿のすべてのページの幅が、80 mmよりも広いこと。
  • ADS-4900W
    • ADF(自動原稿送り装置)にセットした原稿のすべてのページが同じ重量であること。

      用紙坪量が、35 g/㎡から413 g/㎡であること。

    • 原稿の中央45 mmの領域に、ミシン目や穴がなく、他の原稿が貼られていないこと。
    • 原稿が、ピックアップローラーの中央にセットされていること。
画像
  • プラスチックカードなどの厚い原稿をスキャンすると、誤って重送エラーが発生する場合があります。この場合は、重送検知を無効にしてください。
  • 本製品が画像(手差し/単独搬送モード)に設定されている場合、重送は検知できません。
  • 原稿用紙が薄すぎたり、原稿の幅が狭すぎたりすると、センサーが重送を検知できない場合があります。

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