P-touch Template ツールで設定する
概要
P-touch Template ツールを使用すると、本体を P-touch Template モードで使用した時の動作を設定できます。
P-touch Template では、設定された制御記号(印刷指示やコマンドのプレフィクスなど)に基づいてテンプレートの印刷を行います。バーコードリーダーやお使いの端末によっては、これらを変更する必要があったり、また使いやすい形に変更したりすることが出来ます。
一例として、バーコードリーダーでは読み込みの後に自動で改行記号 (CR) を付与するものがあります。通常、オブジェクトが一つしかないテンプレートの場合、「オブジェクトの内容」 「印刷コマンド」 と読み取る必要があります。しかし 「印刷開始トリガ」 を改行記号に設定しておくと、バーコードリーダーから 「オブジェクトの内容」 に加えて改行記号が自動で本体に送信され、改行コードを印刷トリガとして印刷コマンドを読み取ることなく印刷が行われます。
本体設定で設定できる主な項目
モデルによって設定できる内容は異なります。詳細はP-touch Template コマンドリファレンスをご確認ください。
- コマンドモード
- テンプレート番号初期値
- 区切り記号
- 複数オブジェクトがある場合、オブジェクトを指定しなくても区切り記号を使うことで、順番にデータを流し込むことができます。
- テンプレートのデータベース印刷機能を使用の際は、検索文字列の後に必ず区切り記号を入れる必要があります。 - 印刷開始トリガ
- 印刷開始トリガの文字を変えるほかに、オブジェクト数分のデータを受け取ったり、既定のデータサイズを受け取り終わると自動で印刷を開始する設定にすることができます。 - 文字コードセット
- 国際文字
- プレフィックス文字
- 読み捨て文字列
- 改行コード
- 印刷オプション
- 印刷枚数、カットオプション等