USBインターフェースを使用して印刷する(マスストレージモード)

マスストレージモードを使用すると、プリンタードライバーをインストールすることなく、USBインターフェースを使用してプリンターにファイルを送信できます。この機能は、BIN、BLF、およびJPGファイルにのみ対応しており、最大16 MBを保存できます。

この機能は、次の場合に便利です。

  • ソフトウェアツールを使用せずに、コマンドファイル(BINファイル形式)に保存された印刷設定をプリンターに適用したり、テンプレート(BLFファイル形式)を追加する場合。どちらのファイルの種類も管理者が配布する必要があります。
  • プリンタードライバーをインストールせずにコマンドを実行する場合。
  • データの印刷および送信をするUSBホスト機能を備えたオペレーティングシステム(Windows以外のオペレーティングシステムを含む)を搭載した機器を使用する場合。

  1. プリンターの電源が入っていないことを確認します。
  2. 給紙ボタン画像と電源ボタン画像を同時に押します。
    プリンターがマスストレージモードで起動します。電源表示ランプとデータ表示ランプが緑色画像に点灯します(バッテリーを使用してプリンターに電力を供給している場合、電源表示ランプはオレンジ色画像に点灯します)。
  3. USBケーブルを使用して、パソコンまたはモバイル端末をプリンターに接続します。

    プリンターのマスストレージ領域は、パソコンまたは端末の画面にフォルダーとして表示されます。

    画像
    マスストレージ領域が自動的に表示されない場合は、パソコンまたは携帯端末のオペレーティングシステムの説明書でマスストレージ領域にアクセスする方法を参照してください。
  4. コピーするファイルをマスストレージ領域にドラッグアンドドロップします。
  5. 用紙をセットして、電源ボタン画像を押します。
    コマンドファイルが実行されます。データ表示ランプが緑色画像に点滅します。
  6. マスストレージモードをオフにするには、プリンターの電源を切ります。
    プリンターが通常の動作モードで再起動します。
お願い
  • プリンターがオフになると、マスストレージモードが無効になり、マスストレージ領域内のファイルはすべて削除されます。
  • マスストレージ領域にフォルダーを作成しないでください。フォルダーを作成しても、フォルダー内のファイルにアクセスすることはできません。
  • ファイルサイズによっては、コマンドが失敗する場合があります。この場合は、一度に1つのファイルで作業してください。
  • プリンターがマスストレージモードになっている間は、USB接続モードしか利用できません。
  • マスストレージ領域との間でファイルをコピーしている間は、マスストレージ領域内の他のファイルにアクセスしないでください。
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