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付録 > 操作パネル以外からIPアドレスを設定する > IPアドレスの設定方法 | ![]() |
※MFC-J850DN/J850DWNのみ |
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動的ホスト構成プロトコル(DHCP)は、IPアドレス自動割り当て機能の1つです。ネットワーク上にDHCPサーバーがある場合は、そのDHCPサーバーから本製品に自動的にIPアドレスが割り当てられます。
UNIXホストコンピューターなどでReverse ARP(RARP)機能を使用し、本製品のIPアドレスを設定できます。
00:80:77:31:01:07 BRNXXXXXXXXXXXX
最初のエントリは、本製品のMACアドレス(イーサネットアドレス)で、2番目のエントリは本製品の名前です。この名前は、/etc/hostsファイル内の名前と同じでなければなりません。
rarpデーモンが実行されていない場合は、実行する必要があります。このコマンドは、使用しているシステムによって、rarpd、rarpd-a、in.rarpd-aなどと、少しずつ異なります。詳細は、man rarpdと入力するか、システムのマニュアルをご覧ください。
本製品の電源を入れると、rarpデーモンからIPアドレスが割り当てられます。
BOOTPを使用してIPアドレスを設定するには、ホストコンピューターにBOOTPがインストールされ、実行されている必要があります。ホスト上の/etc/servicesファイルにBOOTPがリアルサービスとして記述されていなければなりません。man bootpdと入力するか、システムのマニュアルをご覧ください。
通常、BOOTPは/etc/inetd.confファイルを使用して起動されますので、このファイルのbootpエントリの行頭にある#を削除して、この行を有効にしておく必要があります。
一般的な/etc/inetd.confファイル内のbootpエントリを次に示します。
#bootp dgram udp wait /usr/etc/bootpd bootpd -i
BOOTPを有効にするには、エディタを使用して行頭の#を削除します。#がない場合は、BOOTPはすでに有効になっています。
次に、設定ファイル(通常は/etc/bootptab)を編集し、ネットワークインターフェースの名前、ネットワークの種類(Ethernetの場合は1)、MACアドレス(イーサネットアドレス)、IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイを入力します。ただし、この記述フォーマットは標準化されていないため、システムのマニュアルをご覧ください。
一般的な/etc/bootptabエントリの例を、次に示します。
BOOTPホストソフトウェアの中には、ダウンロードするファイル名が設定ファイル内に含まれていないと、BOOTPリクエストに応答しないものがあります。そのような場合には、ホスト上にnullファイルを作成し、このファイルの名前とパスを設定ファイル内で指定します。
RARPでの設定の場合と同じように、本製品の電源を入れると、BOOTPサーバーからIPアドレスが割り当てられます。
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