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RARPを使用する

RARP は、問合せに対しRARPサーバが本製品のMACアドレスに対応するIPアドレスを自動的に割り当てるIPアドレスの自動設定機能です。


RARPサーバの設置についてはRARPの説明書を参照してください。

設定は、問合せを行うクライアントマシンに/etc/ethersファイルを準備して行います。

/etc/ethersファイルに、以下の行を追加しておきます。

前半部分が本機のMACアドレス、後半部分が本機のホスト名です。(無線LANの場合は、「BRN」の部分を「BRW」にします。)

入力例:00:80:77:xx:xx:xx BRNxxxxxx

後半部分の本機のホスト名は、/etc/hostsファイルと同じ名称にしてください。

この場合のホスト名はノード名を入力してください。デフォルトでは有線LANの場合は「BRNxxxxxx」、無線LANの場 合は「BRWxxxxxx」となっています。(「xxxxxx」はMACアドレスの末尾の6桁です。)

続いてrarpd を起動し、RARPを確認するコマンドをサーバに送ります。

Berkrly UNIX®システムの場合の入力例:
ps -ax | grep -v grep | grep rarpd
AT&T UNIXシステムの場合の入力例:
ps -ef | grep -v grep | grep rarpd

RARPサーバが本製品の起動時にIPアドレスを割り当てます。

RARPのコマンドは、使用しているシステムにより異なります。設定前にシステムのコマンドを確認してください。
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