受信モードの種類
ファクス専用モード
本製品をファクス専用として使用するモードです。お買い上げ時はこのモードに設定されています。
●ファクス専用モードは、電話を受けても「ピー」という応答音を相手に返すだけです。電話機を本製品に接続してお使いになるときは、ファクス専用モードに設定しないでください。
●呼び出しベル回数は、0
〜
10
回の中から選択できます。0
回に設定すると呼び出しベルを鳴らさずに自動受信することができます。ファクスを早く受信したいときは呼び出しベル回数を0回か1回に設定してください。呼び出しベル回数の設定のしかたは
⇒「呼び出しベル回数を設定する」を参照してください。
自動切換えモード
ファクスが送られてきたときは自動受信し、電話のときは本製品に接続されている電話機を呼び出す便利なモードです。
●ADF(自動原稿送り装置)に原稿がセットされていると、【ファクス送受信】→【受信】を押してのファクス受信はできません。原稿を取り除いてから【ファクス送受信】→【受信】を押してください。
ただし、以下の場合はADF(自動原稿送り装置)に原稿がセットされていてもファクス受信します。
●自動切換えモードでは、本製品に接続されている電話機に出なかったときでも相手に通話料金がかかります。
●回線状態により「ポーポー」という音が聞こえてもファクスに切り替わらない場合があります。そのときは【ファクス送受信】→【受信】を押してから受話器を戻してください。
●通話中に突然ファクス受信に切り替わってしまうときは、親切受信の設定を【オフ】にしてください。
●相手が手動送信ファクスの場合は、受話器を取っても無音のときがあります。相手が電話でないことを口頭で確認して【ファクス送受信】→【受信】を押してください。
●呼び出しベル回数を7回以上に設定すると、特定の相手からのファクスが受信できない場合があります。呼び出しベル回数を6回以下に設定することをおすすめします。
●本製品と接続している電話によっては、電話機から呼び出しベルが鳴らない場合があります。このときは、呼び出しベル回数の設定を長めにしてください。
●本製品に複数台の電話機を接続したときは、お使いの電話機のベルが鳴らない場合があります。
外付け留守電モード
ファクスを自動で受けたい場合、また、本製品に接続されている留守番電話機で電話やメッセージを受けたい場合に適したモードです。
本製品に接続されている留守番電話機の設定に関する留意点を以下に示します。
- 留守番電話機の設定は「留守」にしておいてください。
- 応答するまでのベル回数は短め(1〜2回)に設定してください。
- 応答メッセージは、最初に4、5秒くらい無音状態を入れ、できるだけ短め(20秒以内)に録音してください。
- 応答メッセージには、BGMを録音しないでください。
- 録音用のテープがある場合は、テープが留守番電話機に入っていることを確認してください。
●ADF(自動原稿送り装置)に原稿がセットされていると、【ファクス送受信】→【受信】を押してのファクス受信はできません。原稿を取り除いてから【ファクス送受信】→【受信】を押してください。
ただし、以下の場合はADF(自動原稿送り装置)に原稿がセットされていてもファクス受信します。
●メッセージがいっぱいで留守番電話機が応答しない場合は、ファクスも自動的には応答しません。
●留守番電話機が持っている機能のうち、使えない機能(転送機能など)が生じる場合があります。
本製品に接続されている電話機に出た後、手動でファクスが受けられます。主に、本製品に接続した電話機を使い、ファクスはあまり受けない場合に適したモードです。
ファクス受信について
●ADF(自動原稿送り装置)に原稿がセットされていると、【ファクス送受信】→【受信】を押してのファクス受信はできません。原稿を取り除いてから【ファクス送受信】→【受信】を押してください。
ただし、以下の場合はADF(自動原稿送り装置)に原稿がセットされていてもファクス受信します。
●相手が手動送信ファクスの場合は、受話器を取っても無音のときがあります。相手が電話でないことを口頭で確認して【ファクス送受信】→【受信】を押してください。
キャッチホン※契約をされているとき
●NTTとキャッチホンまたはキャッチホンIIの契約をされている方は、キャッチホン/キャッチホンIIサービスを利用することができます(局番なしの116番にお問い合わせください)。
●キャッチホンの具体的な操作方法については、お使いの電話機の操作方法に従ってください。
●ファクスの送信や受信中にキャッチホンの電話がかかると、画像が乱れたり、通信が中断することがあります。画像が乱れることが気になる方は、キャッチホンIIのご利用をおすすめします。
●キャッチホンでファクス受信するときに、ファクスを何枚も受信し、時間がかかる場合がありますので、最初の相手との通話が終わってからファクス受信することをおすすめします。
※ :「キャッチホン」はNTTの登録商標です。ご利用の電話会社によっては同様のサービスでも名称が異なることがあります。