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プロトコルの設定に必要な項目
TCP/IP設定
下記の内容は、通常ネットワーク管理者が管理します。
・ IPアドレス、サブネットマスク
・ ゲートウェイ(ルータがある場合)
●IPアドレス
0〜255の数字を組み合わせた4つのブロックで構成されています。各コンピュータに重複しないIPアドレスを個別に割り当てます。
例)192.168.1.1
小規模なネットワークでは、例えば192.168.1.1、192.168.1.2、192.168.1.3・・・と、末尾の番号を変えて設定します。
●サブネットマスク
TCP/IPのネットワーク接続で大規模なネットワークの場合、通常ルータを経由していくつかの小規模なネットワーク(サブネット)に区切られます。IPアドレスはネットワーク部とホスト部から構成され、その切れ目はサブネットマスクによって決定されます。ホスト部のビットが全て0のアドレスをネットワークアドレス、全て1のアドレスをブロードキャストアドレスと呼びます。
このアドレスの範囲内が、そのネットワークでコンピュータを識別できるIPアドレスとなります。
例)ネットワーク1、2という2つの異なるネットワーク上にあるそれぞれのプリンタから印刷する場合、
・ ネットワーク1上のネットワークボードのIPアドレスが「192.168.1.1」
・ ネットワーク2上のネットワークボードのIPアドレスが「192.168.2.1」
とします。サブネットマスクを「255.255.255.0」と設定すると、それぞれのネットワークアドレスは「192.168.1.0」「192.168.2.0」となり、異なるネットワークだと判断されます。このような場合はルータを経由してアドレス変換を行う必要があります。
次に、サブネットマスクを「255.255.0.0」と設定すると、ネットワークアドレスが両方とも「192.168.0.0」となり、同一のネットワーク内の通信と判断されますので、この場合はルータを使用する必要はありません。
●ゲートウェイ(ルータ)
ネットワークとネットワークとを中継する装置です。異なるネットワーク間の中継点に設置して、ネットワークを経由して送信されるデータを正確に目的の場所に届ける役目を持っています。ネットワーク内のデータの送り先が外部のネットワーク宛であれば、ルータはそのデータを外部に送り出します。
●ノード名(NetBIOS名)
従来のBRAdmin Professionalやネットワーク設定ページなどで表示される本機の名称で、デフォルトでは「BRN_xxxxxx」となっています。(「xxxxxx」はイーサネットアドレス(MACアドレス)の末尾の6桁です。)
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