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ネットワークインターフェースを設定する

TCP/IPを利用して印刷するには、本機にIPアドレスを割り当てる必要があります。
使用するパソコンと同じネットワーク上に本機が接続されている場合は、IPアドレスとサブネットマスクを設定します。パソコンと本機の間にルータが接続されている場合は、さらに「ゲートウェイ」のアドレスも設定します。

ゲートウェイの設定
ルータはネットワークとネットワークを中継する装置です。異なるネットワーク間の中継地点で送信されるデータを正しく目的の場所に届ける働きをしています。このルータが持つIPアドレスをゲートウェイのアドレスとして設定します。ルータのIPアドレスはネットワーク管理者に問い合わせるか、ルータの取扱説明書をご覧ください。

IPアドレスは以下の方法で割り当てます。
・ IPアドレス配布サーバを利用している場合
本機は各種の IP アドレス自動設定機能に対応しています。DHCP、BOOTP、RARP などの IP アドレス配布サーバを利用している場合は、本機が起動したときに自動的に IP アドレスが割り当てられます。
・ IPアドレス配布サーバを利用していない場合
DHCP、BOOTP、RARP などの IP アドレス配布サーバを利用していない場合は、APIPA(AutoIP)機能により、本機が自動的に IP アドレスを割り当てることができます。ただし、お使いのネットワーク環境のIP アドレスの設定規則に適さない場合は、BRAdminProfessional を使用して本機の IP アドレスを設定してください。

お買い上げ時のIPアドレス
IPアドレス配布サーバを利用していない場合、お買い上げ時の設定は以下のとおりです。
・ IPアドレス: 169.254.XXX.XXX(APIPA機能による自動割当)
・ パスワード: access
現在の設定値を調べるときは、「LAN設定内容リスト」を印刷します。詳しくは、「LAN設定内容リストの出力」 をご覧ください。

本機とパソコンをネットワークに接続した状態で、BRAdmin Professionalを起動します。
ウィンドウの左側にある「フィルタ」の「TCP/IP」を選びます。


 
ネットワークインターフェースがすでに設定されている場合やIPアドレスの自動設定機能によりIPアドレスが割り当て済みの場合には、ウィンドウの右側に本機のネットワークインターフェースが表示されます。

[デバイス]メニューから[稼働中のデバイスの検索]を選びます。
工場出荷時のままの場合は、未設定デバイスとして表示されます。
この場合、「ノード名」にはイーサネットアドレス(MACアドレス)が表示されます。

Windows® XPをお使いの場合や、アンチウィルスソフトのファイアウォール機能が有効になっている場合、「稼働中のデバイスの検索」機能が利用できないことがあります。利用する場合は、一時的にファイアウォール機能を無効にしてください。

「未設定デバイス」をダブルクリックします。

現在設定されているノード名やイーサネットアドレス(MACアドレス)を調べるときは、「LAN設定内容リスト」を印刷します。 詳しくは、「LAN設定内容リストの出力」 をご覧ください。

本機のIPアドレス、サブネットマスク、必要に応じてゲートウェイを入力します。
例) IPアドレス :192.168.1.3
サブネットマスク :255.255.255.0
ゲートウェイ :192.168.1.1
[OK]をクリックします。
本機にIPアドレスが正しく設定されると、ウィンドウの右側にノード名およびプリンタ名が表示されます。

BRAdmin Professionalを使用せずにIPアドレスを設定するときは
以下の方法でもIPアドレスの設定ができます。
・ 操作パネルで設定する「IPアドレス」
・ DHCP、APIPA、RARP、BOOTPを使用する「IPアドレスの設定方法」

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