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Windows® 用プリンタードライバーの設定内容 > [拡張機能]タブでの設定項目 印刷
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[拡張機能]タブでの設定項目
アイコンをクリックして、次の項目を設定・変更することができます。
@拡大縮小
A上下反転
B透かし印刷を使う
C日付・時刻・IDを印刷する
Dトナー節約モード
Eセキュリティ印刷
F設定保護管理機能
Gユーザー認証
Hその他特殊機能
[OK]をクリックして、変更した設定を確定します。
標準(初期)設定に戻すときは、[標準に戻す]をクリックします。

プリンタードライバーの設定画面左側に現在の設定が表示されます。

@ 拡大縮小
アプリケーションソフトで作成した文書や画像のデータを変更せずに、ページイメージをそのまま拡大縮小して用紙サイズを変更し、印刷できます。
「オフ」: 画面に表示されたとおりに文書を印刷します。
「印刷用紙サイズに合わせます」: 文書が非定形サイズの場合や標準サイズの用紙しかない場合は、「印刷用紙サイズに合わせます」を選択し、「印刷用紙サイズ」で選択した用紙サイズに拡大縮小して印刷します。
「任意倍率」: 「任意倍率[25 − 400%]」で設定した倍率で印刷します。
A 上下反転
チェックボックスをチェックすると、上下を逆にして印刷します。
B 透かし印刷を使う
ロゴまたは文書を入力して使うことができます。あらかじめいくつか透かしが登録されていますが、ビットマップファイルを作成して使うことができます。
チェックボックスをチェックすると、「透かし設定」から選択した透かしを文書に入れて印刷できるようになります。また、選択した透かしは編集することもできます。
チェックボックスをチェックし、[設定]をクリックすると、透かし印刷設定ダイアログボックスが表示されます。
透かし印刷設定の詳細
@ 透かし設定
 使用する透かしを選択します。
 [設定]をクリックすると、「透かし印刷編集」画面が表示され、透かしのサイズやページ上の位置を変更することができます。新しい透かしを追加したい場合は、[追加]をクリックし、[スタイル]の[文字を使う]または[ビットマップを使う]を選択します。
 [削除]をクリックして表示される確認メッセージの[はい]をクリックすると、選択した透かしを削除できます。
A 透過印刷する
 「透過印刷する」チェックボックスをチェックすると、文書に対して透過して透かしが印刷されます。これをチェックしていないときは、文書の一番上に透かしが印刷されます。
「透過印刷する」を
チェックした場合
「透過印刷する」を
チェックしていない場合
B 袋文字で印刷する
 透かしの輪郭のみを印刷したいときは、「袋文字で印刷する」チェックボックスをチェックします。
「袋文字で印刷する」を
チェックした場合
「袋文字で印刷する」を
チェックしていない場合
C カスタム設定
「カスタム設定」には、次の選択項目があります。
「1ページ目」: 1ページ目に印刷する透かしを選択します。
「2ページ目以降」: 2ページ目以降に印刷する透かしを選択します。
透かし印刷編集の詳細
@ 位置
 ページ上の透かしを配置する位置や角度を設定します。
A スタイル
 透かしが、文字かビットマップかを選択します。
B タイトル
 設定した透かしの名前を設定します。ここで設定した名前は、「透かし印刷設定」ダイアログボックスの「透かし設定」に表示されます。
C 文字
 透かしの文字を「表示内容」に入力して、「フォント」、「スタイル」、「サイズ」を選択し、「色の設定」を設定します。
D ビットマップ
 「ファイル」ボックスにビットマップイメージのファイル名を入力するか、[参照]をクリックして、ビットマップファイルを指定します。
 「拡大・縮小」でイメージのサイズ(25%〜999%)を設定します。
C 日付・時間・IDを印刷する
日付、時間およびIDを自動で文書に入れて印刷することができます。
拡張機能タブで「日付・時間・ID を印刷する」をチェックし[設定]をクリックすると、[日付・時間・ID を印刷する]ダイアログボックスが表示されます。日付、時間およびIDの書式や印刷位置、印刷モードの各項目を設定してください。
D トナー節約モード
トナー節約モードで印刷することにより、消費するトナーを節約することができます。

写真やモノクロ画像を印刷する場合は、「トナー節約モード」をおすすめしません。

E セキュリティ印刷
本製品に文書を送信するときに、パスワードで文書にセキュリティをかけ、パスワードを知る人だけがその文書を印刷することができます。文書は本製品側で保護されているため、本製品の操作パネルからパスワードを入力して印刷します。また、文書にはパスワードと印刷ジョブ名を設定する必要があります。
セキュリティ文書を作成する場合は、[設定]をクリックして表示される「セキュリティ印刷設定」ダイアログボックスで設定します。
「セキュリティ印刷」チェックボックスをチェックし、「パスワード(4桁の数字)」、「ユーザー名」と「印刷ジョブ名」を入力し、[OK]をクリックします。
詳細は ⇒「セキュリティ印刷について」を参照してください。
F 設定保護管理機能
「設定保護管理機能」の[設定]をクリックすると、部数印刷、レイアウト・拡大縮小、カラー/モノクロ、透かし、日付・時間・ID 印刷のロックをすることができます。

アプリケーションソフトの[ファイル]メニューの[印刷]から表示したプリンタードライバーの設定画面では、設定保護管理機能の項目が表示されません。プリンタードライバーの設定画面は、次の手順で[スタート]メニューから表示してください。
@ Windows® XPの場合は、[スタート]メニューから[プリンタとFAX]をクリックします。
 Windows® 2000の場合は、[スタート]メニューから[設定]−[プリンタ]の順にクリックします。
 Windows Vista® の場合は、[スタート]メニューから[コントロールパネル]をクリックし、[ハードウェアと
サウンド]の[プリンタ]をクリックします。
Windows® 7の場合は、スタートメニューから[デバイスとプリンター]を選択します。
A 「Brother HL-XXXX series」のアイコンを右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
Windows® 7の場合は、[印刷設定]をクリックします。
B 「Brother HL-XXXX seriesのプロパティ」ダイアログボックスの[全般]タブにある[印刷設定]をクリックします。
「Brother HL-XXXX series印刷設定」ダイアログボックスが表示されます。

@ パスワード
 保護したい機能を変更する場合は、登録したパスワードを入力し、[設定]をクリックすると、各保護対象機能のチェックボックスがグレー表示から解除されます。
パスワードを変更したいとき、またははじめてこの機能を設定する場合に、[パスワードの変更]をクリックし、パスワードを設定します。
A 部数印刷のロック
 部数印刷をロックして複数部印刷をできないようにします。
B レイアウト・拡大縮小のロック
 現在設定されているレイアウト・拡大縮小設定にロックします。もし、レイアウト設定が「2 ページ」以外に設定されている場合、小冊子印刷ができなくなります。
C カラー/ モノクロ設定のロック
 モノクロ印刷にロックされます。
D 透かしのロック
 現在設定されている透かし設定にロックします。
E 日付・時間・ID 印刷のロック
 現在設定されている日付・時間・ID 印刷の設定にロックします。
G ユーザー認証
セキュリティ機能ロックによってコンピューターからの印刷を制限されている場合は、「ユーザー認証設定」ダイアログボックスにIDとパスワードを入力する必要があります。
[設定]をクリックし、表示された「ユーザー認証設定」ダイアログボックスでID とパスワードを入力してください。
セキュリティ機能ロックに、コンピューターにログインするために使用しているユーザー名が登録されている場合は、「ログインユーザー名を使う」を選択すると、ID とパスワードの入力が不要になります。
@ ログインユーザー名を使う
 「AID 名とパスワードを使う」の代わりに、コンピューターにログインするために使用しているユーザー名で
認証します。
A ID名とパスワードを使う
 パスワードは半角4桁数字、ID名は15文字以内で入力してください。
・印刷時にID/パスワードを入力する
 毎回印刷開始前に、IDとパスワードの入力画面を表示します。
・ID名とパスワードを記憶する
 セキュリティ機能ロックで設定されているIDとパスワードを入力します。
B 認証内容の確認
 本製品と通信し、印刷の制限状況を取得して表示します。
C 印刷時に認証内容を表示する
 毎回印刷開始前に、印刷の制限状況を表示します。

ユーザー認証を行うには、本製品でセキュリティ機能ロックを「On」に設定し、認証を行うログインユーザー名やID・パスワードをあらかじめ設定しておく必要があります。
詳細は、⇒「セキュリティ機能ロック2.0を設定する」を参照してください。

H その他特殊機能
[その他特殊機能]をクリックすると、[その他特殊機能]ダイアログボックスが表示されます。
次の印刷機能を設定できます。
色補正
リプリントを使用
スリープまでの時間
印刷結果の改善
白紙ページの節約
[OK]をクリックして、変更した設定を確定します。
標準(初期)設定に戻すときは[標準に戻す]をクリックします。
色補正
各カラーの印刷密度は、本製品の設置場所の温度や湿度といった環境により変化します。
本製品に格納されているカラー測定情報を利用してカラー印刷密度を改善し、色補正することができます。
・取得した情報で補正する
取得したカラー測定情報を使用しない場合は、チェックをはずしてください。
・マシンの測定情報を自動的に取得する
最新の測定情報を自動的に取得します。
[色補正を開始する]をクリックすると、本製品に色補正を実行させ、その後測定情報を取得します。
リプリントを使用
「リプリントを使用」のチェックボックスをチェックしておくと、最後に印刷したジョブを本製品が記憶します。コンピューターからあらためてデータを送らずに、文書を再び印刷することができます。
最後に印刷した文書を再度印刷したいときは、液晶ディスプレイが「インサツデキマス」表示のときに<Go>を約4秒押し、表示された「リプリント」メニューから実行します。
詳細は、⇒「再印刷(リプリント)について」を参照してください。

●セキュリティ機能ロックが「On」に設定されている場合は、再印刷できません。セキュリティ機能ロックの詳細は、⇒「セキュリティ機能ロック2.0を設定する」を参照してください。
●本製品の電源スイッチをOFFにしたり、印刷の中止を行うと、最後に印刷したデータは削除され、再印刷はできません。
●本製品に保存したデータを他の人に印刷されたくない場合は、「リプリントを使用」チェックボックスのチェックをはずしてください。
●印刷するデータが大きい場合は、リプリントできない場合があります。

スリープまでの時間
スリープモードは、本製品の電源スイッチをOFF にしているときに近い状態になるため、電力を節約できます。
一定時間本製品がデータを受信しなかったとき(タイムアウト時)に、スリープモードに切り替わります。
本製品がスリープモードに入っているときは、液晶ディスプレイのバックライトが消灯して「スリープ」と表示されますが、コンピューターからのデータは受信することができます。印刷ファイルや文書のデータを受信すると、本製品は自動的に復帰し、印刷を開始します。
操作パネル上の<Go>を押しても、本製品は印刷可能状態に戻ります。
 
「自動設定(インテリジェントスリープ)」: 本製品の使用頻度によって、スリープモードに入る最も適切な時間を自動的に調整します。
「プリンタの設定のまま」: 操作パネルで設定されている時間でスリープモードに入ります。
「手動設定」: スリープモードに移行するまでの時間を1 分単位で設定します。
 初期設定時間は3分です。
印刷結果の改善
印刷時の品質を改善することができます。
用紙のカールを軽減する
印刷された用紙のカールが大きい場合、「用紙のカールを軽減する」を選択することでカールが軽減される場合があります。
改善されない場合は、⇒「[基本設定]タブでの設定項目」[基本設定]タブの用紙種類をより薄いものに変更してください。
トナーの定着を改善する
印刷された用紙からトナーが剥がれてしまう場合、「トナーの定着を改善する」を選択することで改善される場合があります。
改善されない場合は、⇒「[基本設定]タブでの設定項目」[基本設定]タブの用紙種類をより厚いものに変更してください。
白紙ページの節約
「白紙ページの節約」のチェックボックスをチェックすると、自動的に白紙ページを印刷しないようにすることができます。
ただし、以下の場合は設定が無効になります。
・透かし印刷
・日付・時間・IDを印刷
・レイアウト印刷
・両面/小冊子印刷
※ 両面印刷は綴じしろを指定した場合のみ

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