DCP-9020CDW 画面で見るマニュアル

［拡張機能］タブでの設定項目

次の項目を設定できます。

［OK］をクリックして、変更した設定を確定します。

標準（初期）設定に戻すときは、［標準に戻す］をクリックします。

プリンタードライバーの設定画面左側に現在の設定が表示されます。

① 拡大縮小

アプリケーションソフトで作成した文書や画像のデータを変更せずに、ページイメージをそのまま拡大縮小して用紙サイズを変更し、印刷できます。

［オフ］：画面に表示されたとおりに文書を印刷します。

［印刷用紙サイズに合わせます］：文書が非定形サイズの場合や標準サイズの用紙しかない場合は、［印刷用紙サイズに合わせます］を選択し、プルダウンメニューで選択した用紙サイズに拡大縮小して印刷します。

［任意倍率］：［任意倍率［25 － 400％］］で設定した倍率で印刷します。

② 上下反転

チェックボックスをチェックすると、上下を逆にして印刷します。

③ 透かし印刷を使う

ロゴまたは文書を入力して使うことができます。あらかじめいくつか透かしが登録されていますが、任意のテキスト、またはビットマップを用いた透かしも作成することができます。

チェックボックスをチェックすると、透かしを文書に入れて印刷できるようになります。また、透かしは編集することもできます。

チェックボックスをチェックし、［設定...］をクリックすると、［透かし印刷設定］ダイアログボックスが表示されます。

透かし印刷設定の詳細

〈a〉透かし設定

使用する透かしを選択します。

［設定...］をクリックすると、⇒「透かし印刷編集の詳細」［透かし印刷編集］画面が表示され、透かしのサイズやページ上の位置を変更することができます。新しい透かしを追加したい場合は、［追加...］をクリックし、［スタイル］の［文字を使う］または［ビットマップを使う］を選択します。

［削除］をクリックして表示される確認メッセージの［はい］をクリックすると、選択した透かしを削除できます。

〈b〉前面に印刷する

このチェックボックスをチェックすると、設定した文字や画像が文書前面に印刷されます。

［前面に印刷する］をチェックした場合	［前面に印刷する］をチェックしていない場合

〈c〉袋文字で印刷する

透かしの輪郭のみを印刷したいときは、［袋文字で印刷する］チェックボックスをチェックします。

［袋文字で印刷する］をチェックした場合	［袋文字で印刷する］をチェックしていない場合

〈d〉カスタム設定

［カスタム設定］には、次の選択項目があります。

［1ページ目］： 1ページ目に印刷する透かしを選択します。

［2ページ目以降］： 2ページ目以降に印刷する透かしを選択します。

透かし印刷編集の詳細

〈a〉位置

ページ上の透かしを配置する位置や角度を設定します。

〈b〉スタイル

透かしが、文字かビットマップかを選択します。

〈c〉タイトル

設定した透かしの名前を設定します。ここで設定した名前は、［透かし印刷設定］ダイアログボックスの［透かし設定］に表示されます。

〈d〉文字

透かしの文字を［表示内容］に入力して、［フォント］、［スタイル］を選択し、［サイズ］（8～255）、［色の設定...］を設定します。

〈e〉ビットマップ

［ファイル］ボックスにビットマップイメージのファイル名を入力するか、［参照...］をクリックして、ビットマップファイルを指定します。

［拡大・縮小］でイメージのサイズ（25%～999%）を設定します。

④ 現在の日付・時間・IDを印刷する

現在の日付、時間およびIDを自動で文書に入れて印刷することができます。

［拡張機能］タブで［現在の日付・時間・ID を印刷する］をチェックし［設定...］をクリックすると、［現在の日付・時間・ID を印刷する］ダイアログボックスが表示されます。日付、時間およびIDの書式や印刷位置、印刷モードの各項目を設定してください。

⑤ トナー節約モード

［トナー節約モード］で印刷することにより、消費するトナーを節約することができます。

写真やモノクロ画像を印刷する場合は［トナー節約モード］をおすすめしません。

⑥ セキュリティ印刷

コンピューターから本製品に機密書類の印刷データが送られてきた場合、受信してただちに印刷すると、プリンターの近辺にいる人に見られてしまう可能性があります。そのような場合は、セキュリティ印刷が役に立ちます。セキュリティ印刷の流れは以下のとおりです。

コンピューター側でセキュリティ印刷機能をオンにして、パスワードを設定する

　　　　　　　▼

コンピューターで印刷を実行する

　　　　　　　▼

印刷データが本製品に届き、本製品のメモリ内に保持される

　　　　　　　▼

本製品の操作パネルでパスワードを入力すると、データが印刷される

パスワードが設定されていると、本製品は印刷データを受信しても、プリンターの操作パネル上でパスワードが入力されるまで印刷を行いません。データは本製品の電源をオフにすると消去されます。

パスワードを入力して印刷後、データは本製品のメモリから消去されます。

●コンピューター側の操作

	アプリケーションソフトの［ファイル］メニューから［印刷...］を選択する
	［印刷］ダイアログボックスの中で本製品のプリンター名を選択し、［詳細設定］をクリックする
	ダイアログボックスの［拡張機能］タブで、セキュリティ印刷の［設定...］をクリックする
	［セキュリティ印刷設定］で、［セキュリティ印刷］チェックボックスをチェックする
	パスワード（半角数字4桁）と印刷ジョブの情報を設定する
	［OK］をクリックする XXX-XXXXのダイアログボックスを閉じるためにもう一度［OK］をクリックしてください。
	［印刷］ダイアログボックスで印刷を実行する

アプリケーションソフトの［ファイル］メニューの［印刷...］から表示したプリンタードライバーの設定画面では、設定保護管理機能の項目が表示されません。プリンタードライバーの設定画面は、次の手順で［スタート］メニューまたはコントロールパネルから表示してください。

① Windows® XP、Windows Server® 2003の場合は、［スタート］メニューから［プリンタと FAX］をクリックします。
Windows Vista®、Windows Server® 2008の場合は、

から［コントロールパネル］－［ハードウェアとサウンド］－［プリンタ］をクリックします。
Windows® 7、Windows Server® 2008 R2の場合は、

から［デバイスとプリンター］をクリックします。
Windows® 8の場合は、デスクトップの右下にマウスポインタを移動し、メニューバーが表示されたら［設定］－［コントロールパネル］－［ハードウェアとサウンド］－［デバイスとプリンターの表示］をクリックします。
Windows Server® 2012の場合は、デスクトップの右下にマウスポインタを移動し、メニューバーが表示されたら［設定］－［コントロールパネル］－［ハードウェア］－［デバイスとプリンターの表示］をクリックします。

② ［Brother XXX-XXXX Printer］のアイコンを右クリックし、［印刷設定...］をクリックします。

③ ［Brother XXX-XXXX Printer 印刷設定］ダイアログボックスの［拡張機能］タブにある［設定保護管理機能］の［設定 ...］をクリックします。

アプリケーションソフトの［ファイル］メニューの［印刷］から表示したプリンタードライバーの設定画面では、［色補正］は表示されません。プリンタードライバーの設定画面は、次の手順で［スタート］メニューまたはコントロールパネルから表示してください。

① Windows® XP、Windows Server® 2003の場合は、［スタート］メニューから［プリンタと FAX］をクリックします。
Windows Vista®、Windows Server® 2008の場合は、

から［コントロールパネル］－［ハードウェアとサウンド］－［プリンタ］をクリックします。
Windows® 7、Windows Server® 2008 R2の場合は、

② ［Brother XXX-XXXX Printer］のアイコンを右クリックし、［印刷設定...］をクリックします。
［Brother XXX-XXXX Printer 印刷設定］ダイアログボックスが表示されます。

③ ［Brother XXX-XXXX Printer印刷設定］ダイアログボックスの［拡張機能］タブにある［その他特殊機能］をクリックします。

	左右にフリック、または【】/【】を押して【セキュリティ印刷】を押すメモリにセキュリティデータがない場合は、【データがありません】と表示されます。
	【▲】または【▼】を押してユーザーを選択する
	【▲】または【▼】を押して印刷したいデータを選択する
	4桁のパスワードを入力し、【OK】を押す
	プリントしたい部数（001～999)をダイヤルボタンで入力する
	【スタート】を押す印刷を開始します。