
TCP/IPの設定
TCP/IPを使用して印刷するには、本製品にIPアドレスとサブネットマスクを設定します。ルーターの先に本製品が接続されている場合は、ルーターのアドレス(ゲートウェイ)も設定します。
本製品の初期設定は、次の通りです。
・IPアドレス:169.254.x.x(APIPA機能による自動割当)
DHCP、BOOTP、RARPまたはAPIPA機能を使用しない場合は、自動的にIPアドレスを取得しないように、IPの取得方法をStatic(手動)に設定します。
⇒「IP取得方法」を参照してください。
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DCP-7065DNは、<メニュー>を押す
手順2に進みます。
MFC-7460DNは、<メニュー>→<5>→<1>→<1>を押す
手順5に進みます。
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<▲>または<▼>で「3.ネットワーク」を選択して、<OK>を押す
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<▲>または<▼>で「1.TCP/IP設定」を選択して、<OK>を押す
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<▲>または<▼>で「1.IP取得方法」を選択して、<OK>を押す
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<▲>または<▼>を押して「Auto」、「Static」、「RARP」、「BOOTP」、または「DHCP」のいずれかを選択する
お買い上げ時は「Auto」になっています。
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<OK>を押す
・IPの取得方法の設定が登録されます。
・「Auto」、「RARP」、「BOOTP」、または「DHCP」のいずれかを選択した場合は、手順7に進みます。
・「Static」を選択した場合は、手順8に進みます。
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IPアドレスの取得を試みる回数を設定して、<OK>を押す
お買い上げ時の設定は「00003」です。IPアドレスの取得に失敗する場合は、設定回数を0〜32767の範囲で大きくします。
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<停止/終了>を押す
設定メニューを終了します。
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●IP取得方法を「Auto」に設定すると、「DHCP」、「BOOTP」、「RARP」の順にネットワーク内のIPアドレス配布サーバーを探して、IPアドレスを取得します。これらのサーバーが見つからなかった場合は、「APIPA」機能により、IPアドレスが自動的に割り当てられます。
●IP取得方法は、BRAdmin Light、ウェブブラウザー、またはリモートセットアップ(MFC-7460DNのみ)を使用しても変更することができます。
本製品の現在のIPアドレスが表示されます。IPアドレスを変更する場合は、IP取得方法をSTATIC(手動)に指定してください。また、IPアドレスを手動で設定した場合は、IP取得方法は自動的にStatic(手動)になります。設定するIPアドレスについてはネットワーク管理者にお問い合わせください。
STATIC以外のIP取得方法が選ばれている場合は、DHCP、RARPまたはBOOTPのプロトコルを使用してIPアドレスを自動的に取得します。
本製品の現在のサブネットマスクが表示されます。DHCP、RARPまたはBOOTP、APIPAを使用していない場合は、サブネットマスクを手動で入力してください。設定するサブネットマスクについてはネットワーク管理者にお問い合わせください。
本製品の現在のゲートウェイアドレスが表示されます。DHCP、RARPまたはBOOTP、APIPAを使用していない場合はアドレスを手動で指定します。ゲートウェイやルーターを使用しない場合はお買い上げ時の設定(000.000.000.000)にしておいてください。アドレスが不明な場合はネットワーク管理者へお問い合わせください。
ノード名をネットワークに登録するために使用します(WINSサーバーに登録されているNetBIOS名になります)。
お買い上げ時のノード名は、“BRNxxxxxxxxxxxx”です。(「xxxxxxxxxxxx」はMACアドレス(イーサネットアドレス)の12桁です。)
本製品がWINSをどのように解決するかを設定します。お買い上げ時は「Auto」になっています。
●Auto
DHCPサーバーから自動的にプライマリ、セカンダリのWINSサーバーアドレスを取得します。DHCPサーバーが起動している状態で「IP取得方法」が「Auto」または「DHCP」に設定されている必要があります。
●Static
手動でWINSサーバーアドレスを設定します。
WINSサーバーの設定をします。
●プライマリWINSサーバーIPアドレス
プライマリWINS(Windows® Internet Name Service)サーバーのIPアドレスを登録します。
0以外の値が設定されている場合、本製品はプライマリWINSサーバーのIPアドレスとしてその値を登録します。
●セカンダリWINSサーバーIPアドレス
セカンダリWINS(Windows® Internet Name Service)サーバーのIPアドレスを登録します。セカンダリWINSサーバーはプライマリWINSサーバーの機能の一部を補完し、プライマリサーバーが見つからないときに機能します。
0以外の値が設定されている場合、本製品はセカンダリWINSサーバーのIPアドレスとしてその値を登録します。
ネットワーク内にセカンダリのWINSサーバーが存在しない場合は入力しなくても構いません。
DNS(ドメインネームシステム)サーバーの設定をします。
●プライマリDNSサーバーIPアドレス
プライマリDNS(ドメインネームシステム)サーバーのアドレスを指定します。
●セカンダリDNSサーバーIPアドレス
セカンダリDNSサーバーのアドレスを指定します。セカンダリDNSサーバーはプライマリDNSサーバーの機能の一部を補完し、プライマリサーバーが見つからない場合に機能します。
ネットワークのトラフィックが大きい環境で使用する場合に設定してください。
ネットワーク内にセカンダリのDNSサーバーが存在しない場合は入力しなくても構いません。
IP取得方法が「Static」以外のときで、「DHCP」、「BOOTP」、「RARP」のいずれからもIPアドレスが取得できなかった場合、APIPAの設定を「オン」にすると、169.254.1.0から169.254.254.255の範囲でIPアドレスが自動的に割り当てられます。
「オフ」に設定した場合は、IPアドレスを手動で設定してください。
本製品は次世代インターネットプロトコルIPv6に対応しています。IPv6プロトコルを使用する場合は、「オン」に設定してください。お買い上げ時は、「オフ」に設定されています。IPv6プロトコルの詳細については、サポートサイト(ブラザーソリューションセンター(
http://solutions.brother.co.jp/))をご覧ください。
イーサネットの転送速度を設定します。
この設定の変更を有効にするためには、本製品を再起動する必要があります。
誤った設定をした場合、本製品にアクセスできなくなることがあります。
●Ethernetリンクモードについて
Auto:
100BASE-TX(全二重/半二重)、10BASE-T(全二重/半二重)モードを自動的に選択します。
100B-FD/100B-HD/10B-FD/10B-HD:
それぞれのリンクモードに固定されます。
・100B-FD:100BASE-TX Full Duplex
・100B-HD:100BASE-TX Half Duplex
・10B-FD:10BASE-T Full Duplex
・10B-HD:10BASE-T Half Duplex
有線LANをお使いの場合、現在の接続状態、通信速度を確認できます。
「未接続」が表示された場合は、再度接続の設定を確認してください。
本製品の現在のMACアドレス(イーサネットアドレス)を確認できます。MACアドレスとは、本製品のネットワークインターフェイスに割り当てられたアドレス番号です。MACアドレスの変更はできません。