ステッチデータの拡大/縮小
取り込んだステッチデータをレイアウトセンターで拡大/縮小する方法は、次の3通りがあります。
- ステッチデータをそのまま拡大/縮小する。
- ステッチデータを<Ctrl>キーを押しながら拡大/縮小する。
- [STB機能]ツールを使用して、ステッチデータを、ブロックデータ(複数のぬい方向線を含む図形データのグループ)に変換した後に拡大/縮小する。
サイズを少しだけ変更する場合は、1の方法をお勧めします。大きくサイズを変更する場合は、2 または3 の方法をお勧めします。
- 1の方法で拡大/縮小する場合
- 縫製される針数は変わりません。
- 拡大するとぬい目が粗く、また、縮小するとぬい目が細かくなります。
- 目安として、90%から110%程度のサイズ変更の場合はこの方法をお勧めします。
- 2の方法で拡大/縮小する場合
- 糸密度と針落ち点のパターンを保ちながらサイズを変更します。
- プログラムタタミぬいやスタンプ設定されたエンボス効果がある模様ではこの方法をお勧めします。
- ステッチデータのもともとの糸密度や針落ち点のパターンが一定でない場合は、この方法でも糸密度と針落ち点のパターンが維持されないことがあります。
- この方法で拡大/縮小するときは、ステッチ表示やリアル表示の画面で糸密度や針落ち点のパターンを確認しながら行ってください。
- 3の方法で拡大/縮小する場合
- サイズを変更しても糸密度は保持されます。
- ただし、針落ち点のパターンは必ずしも維持されません。
- ぬい方(サテンぬいやタタミぬいなど)や形状を変更する場合は、この方法で拡大/縮小してください。
- 刺しゅうPRO では、オリジナルの刺しゅうデータを作ることができるように、様々なぬい方(糸密度、ぬいピッチなど)が設定できます。
- 最終的な仕上がりは、お使いのミシンの性能や実際の縫製条件(布、糸など)によって異なる場合がありますので、実際にお使いになるミシン、ぬう条件で、必ず試しぬいを行ってください。
- 試しぬいには、最終的にお使いになるものと同じ布、針、ミシン刺しゅう糸をお使いください。