刺しゅうPRO 11では、3種類のデータを使用します。
ステッチデータ: 内蔵の刺しゅうデータ(刺しゅうPRO 11で変換して作成します。)
文字データ: [文字]ツールで作成します。
図形データ:[図形]ツールで作成します。単数または、複数のぬい角度が全領域に適用されます。
下記のように、各データは別の種類のデータに変換できます。矢印は、データを変換できる方向を示します。データの編集方法はデータの種類によって異なります。
ステッチデータ
ポイント(針落ち点)を編集(ポイントの移動/削除による変形、ポイントで線を切断/接続)したり、ステッチを切断できます。ただし、面や線のぬい方またはぬい方設定は指定できません。
文字データ
文字の入力/削除によって文字を編集し、書式設定(フォントまたは変形など)とぬい方設定を指定できます。
図形データ
面と線のぬい方とぬい方設定の指定、図形データの輪郭の編集(ポイントの移動/削除、ハンドル移動による変形、ポイントで線を切断/接続)、ぬい角度の変更、スタンプの入力/編集、エンボス効果の適用、重なった面の削除/結合、ドーナツぬいの設定、図形の分割、オフセットラインと花模様の作成を行えます。
たとえば、ステッチデータを図形データに変換すると、ぬい方とぬい方設定を変更でき、また簡単に形状の編集やサイズ変更ができます。文字データを図形データに変換すると、ぬい角度と文字の形を編集でき、またオフセットラインを作成できます。
データの種類によって使用できない機能は、データを別の種類に変換すると使用できる場合があります。必要に応じて、別の種類のデータに変換してください。