Brotherでは、一部のモデルで残りの印刷可能枚数をプリンター等で表示しています。
表示される印刷可能枚数は概算枚数のため、実際に印刷できる枚数とは異なる可能性があるため、あくまで目安となる数値です。
印刷可能枚数の算出方法には、"ISO換算"と"消費量換算"の2つがあり、お客様が選択した算出方法で印刷可能枚数を表示することができます。
その2つの算出方法の詳細については、以下をご覧ください。
ISO換算の算出方法
一般文書イールド規格"ISO/IEC24711"に規定される原稿、設定環境に基づいて印刷できる枚数を算出します。
印刷可能枚数は、原稿、設定環境など各要因により変動するため、お客様が日常的に使用する条件がISO規定の条件に当てはまらない場合は、算出した枚数と実際に印刷できる枚数が大きく異なる場合があります。ISO換算で算出された枚数は基準値としご利用ください。
<ISO規定の5ページのA4原稿>
テキストと画像がモノクロとカラーで適度に混在している、A4サイズの5ページの原稿です。
ISOとは?
ISOとは、International Organization for Standardization(国際標準化機構)の略です。
国際標準化機構は、世界中で同じ品質、同じレベルのものを提供できるようにするために、国際的に通用する規格を制定しています。
その制定された規格をISO規格と言います。
ISOが制定した"ISO/IEC24711"の詳細については、以下を参照してください。
※国際標準化機構の公式ウェブサイト(英語)にリンクします。
※印刷品質の維持と、プリントヘッド保護のため全色のインクを使用し、クリーニングをします。この時、インクを消費するため、クリーニング後は、印刷可能枚数が減少します。
消費量換算の算出方法
実際にお客様が印刷した原稿、設定環境により消費されたインク量のデータに基づき印刷できる枚数を算出します。
そのため、お客様が日常的に使用する条件に近づけ、枚数を算出することができます。
例えば・・・
下の写真のように全体に印字面積が大きい原稿をたくさん印刷される場合は、ISO換算で算出される印刷可能枚数より小さい印刷可能枚数が表示されます。
逆に、下の印字面積が小さい原稿をたくさん印刷される場合は、ISO換算で算出される印刷可能枚数より大きい印刷可能枚数が表示されます。
また特定のカラーが多く使用された原稿をたくさん印刷される場合は、他のカラーに比べ、その特定のカラーの印刷可能枚数が大きく減少します。
<印字面積が大きい原稿> | <印字面積が小さい原稿> | <シアンを多く使用した原稿> |
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*印刷品質の維持と、プリントヘッド保護のため全色のインクを使用し、クリーニングをします。この時、インクを消費するため、クリーニング後は、印刷可能枚数が減少します。
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