「刺しゅうPRO」では、どのような書体で文字刺しゅうデータを作成できますか?

    公開 2019/08/25   |    更新 2020/09/10
刺しゅうPROでは、下記のようにいろいろな文字の刺しゅうデータを作ることができます。

内蔵フォント 35種類のアルファベット書体と日本語の楷書と行書の書体が内蔵されています。
TrueType フォント お使いのパソコンにインストールされているTrueType フォントから刺しゅうデータを作ることができます。
スモールフォント 文字サイズが3mm から6mm の小さい文字です。小さくてもつぶれることなくきれいな文字に縫い上がります。
アルファベット5書体とひらがな・カタカナ2書体が内蔵されています。刺しゅうPRO Ver.7以降で利用できます。
オリジナルフォント フォントクリエイターで作成したオリジナルデザインのフォントの刺しゅうデータを作ることができます。刺しゅうPRO Ver.7以降で利用できます。
モノグラム機能 モノグラム機能を使うと、1~3文字の大文字アルファベットを変形し、周りに装飾を加えてモノグラム(イニシャル文字)を作成することができます。刺しゅうPRO Ver.6以降で利用できます。
刺しゅうPRO Ver.6では、2種類のモノグラム専用フォント(Diamond とScript)が利用できます。
刺しゅうPRO Ver.7以降では、アルファベットの部分に、モノグラム専用フォントのほかに、内蔵フォント、True Typeフォントおよびフォントクリエイターで作成したオリジナルフォントも使うことができます。
文字配列機能 文字を円や四角形などの図形データに組み合わることで、いろいろな配列ができます。
文字変形機能 変形パターンを選択して文字に適用することで、簡単に文字を変形できます。
刺しゅう文字のサイズについて
ミニサイズ文字以外の刺しゅう文字は書体によってあまり小さいサイズを設定すると、きれいに縫製できない場合があります。
1文字のサイズは、日本語書体は15mm 以上、欧文書体(アルファベット等)は10mm 以上での設定をおすすめします。

TrueTypeフォントについて
・TrueType フォントの中には、フォーマットやデザインの形状により、きれいに刺しゅうデータに変換できないもの、また縫い上がりがきれいにならないものがあります。実際に縫う前に、試し縫いを行ってください。例えば、明朝体、教科書体等は文字の線にとても細い部分があり、刺しゅうデータ用には適していません。ゴシック体のような、ある程度太く均一な線の書体を選択してください
・TrueType のフォントの中には刺しゅうデータに変換できないものがあります。この場合、変換された文字は疑問符(?)に置き換えられるか、エラーメッセージが表示されます。
ミニサイズ文字を縫う場合
ミニサイズ文字の縫いあがりをきれいにするために、次の設定を推奨します。
1. 糸調子を、通常の刺しゅうデータの場合より弱く設定します。
2. 通常の刺しゅうデータの場合より、遅い速度で縫製します。
3. 文字の間の渡り糸を切らないように設定してください。

ミシンの糸調子と縫い速度の調整および糸切りの設定については、ミシンの取扱説明書を参照してください。
※刺しゅうの縫い速度の調整は、一部の機種でのみ設定ができます。

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