ロールフィーダー機能を認証する
ロールフィーダーを使用するには、事前にロールフィーダー機能を認証する必要があります。認証方法の詳細は、「アクセサリーキット* (ラインストーンやエンボスキットなど)の認証方法」を参照してください。
データを作成する
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お使いのパソコンでCanvasWorkspaceを起動します。
CanvasWorkspace (Web) ではロールフィーダーの模様は作成できません。インストール版のCanvasWorkspaceを使用してください。
インストールは こちら から行ってください。
通常のカットデータ(FCMデータ)は、ロールフィーダーではカットできません。
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画面の右端にある 「アートボード」をクリックし、「アートボードサイズ」から「ロール素材」を選択します。
必要に応じて、アートボードの高さ、向きを変更してください。
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ロールフィーダー用の模様を作成します。
模様が赤枠内に収まるように、模様のサイズや位置を調整してください。
ロールフィーダー用のサンプル模様は、「オブジェクトパネル」の (ロールフィーダー)から選択することができます。
カス取り枠を設定すると、模様の周りにカット線を追加することができ、剥離紙付きシートをカットした後不要な部分を剥がしやすくなります。
[ 枠サイズの指定方法 ]:
カス取り枠があると余分な部分を剥がしやすい |
[ 枠サイズの指定方法 ]:
- 選択したオブジェクトからの間隔を指定する:選択した模様からカス取り枠までの幅を指定します。
- 矩形サイズを指定する:カス取り枠自体のサイズを指定します。
模様データをカッティングマシンに送る
カッティングマシン本体へ模様を送るには、以下の3つの方法があります。
製品本体に直接エクスポートすることはできません。
この方法でデータを送るためには、事前に以下の設定が必要です。
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お使いのパソコンとカッティングマシンを無線LANで接続する。
詳細は「無線接続ウィザードを使って無線LANに接続する 」を参照して下さい。 -
カッティングマシンをCanvasWorkspaceに登録する。
詳細は「カッティングマシンをCanvasWorkspace に登録する方法」を参照してください。
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CanvasWorkspaceの「ファイル」メニューから「FCM ファイルの転送 ( インターネット経由 )…」を選択します。
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下記の画面が表示されたら、カッティングマシンにデータが転送されました。
「OK」をクリックします。
下記の画面が表示された時は、CanvasWorkspaceにお使いのカッティングマシンが登録されていません。登録方法は、「カッティングマシンをCanvasWorkspace に登録する方法」を参照してください。
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お使いのパソコンにUSBメモリーを差し込みます。
「コンピューター(マイコンピューター)」を開いて、「リムーバブルディスク」を選択し、ファイルを保存するフォルダーを確認しておきます。
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「ファイル」メニューから「FCMファイルのエクスポート」を選びます。
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模様データをリムーバブルディスクに保存します。
模様データは、FCMファイル形式で保存されます。
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パソコンからUSBメモリーを取り外し、カッティングマシンに差し込みます。
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本体の液晶画面がホーム画面またはロールフィーダーのホーム画面になっていることを確認します。
または -
パソコンとカッティングマシンをUSBケーブルでつなぎます。
(1) パソコン用 USB ポートコネクタ
(2) USB ケーブル
USBケーブルで一度に模様を転送できるカッティングマシンの台数は1台です。パソコンとカッティングマシンが複数台接続されている場合は、1台のみに変更してください。
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「ファイル」メニューから「ScanNCut DXへのFCMファイルの転送(USBケーブル経由)」を選びます。
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下記の画面が表示されたら、カッティングマシンにデータを読み込む準備ができました。
「OK」をクリックします。
ロールフィーダーをカッティングマシン本体に取り付ける
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データの転送が完了したら、カッティングマシンにロールフィーダーを取り付けます。
操作方法を動画でも解説しています。
スキャンカットのロールフィーダーセット方法
- 素材の左端をロール素材ガイドに沿わせたまま、左右のローラーの下に軽く差し込みます。
素材がローラーに挟み込まれた状態で位置がずれないように手で支えながら、操作パネルのを押します。
素材が所定の位置まで送り込まれたら、ロールフィーダーの準備は完了です。このとき左右のローラーが素材の上を完全に踏んでいることを確認してください。(1) ロール素材ガイド (2) ローラー ロールフィーダーで使用できるロール素材については、「ロールフィーダー(別売品)にはどのようなロールが使用できますか?」を参照してください。
データを呼び出す
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ホーム画面で「ロールフィーダー」を選択した後、下記の画面から「ロールカットを実行する」を選択します。
- 呼び出したいデータの保存先を選択し、お好みの模様を選択します。
(1) USBメモリーから呼び出す
(2) CanvasWorkspaceから無線LAN経由で模様を呼び出す
(3) CanvasWorkspaceからUSBケーブル経由で模様を呼び出す
転送されたロールフィーダー用の模様が表示されます。カットしたい模様を選択し、データ確認画面で「OK」を押します。
転送されたロールフィーダー用の模様が表示されます。
カットする
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本体のキャリッジに自動調整用替え刃ホルダーが取り付けられていることを確認します。
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本体左横のスキャナー昇降レバーの位置を「2」に上げます。
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プレビュー画面で「カット」を選択します。
- ロールフィーダー使用時は、自動でハーフカットの設定になっています。 を押して確認することができます。
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試し切りの設定をするには、「テスト」キーを押します。詳しくは下記のQ&A を参照してください。
「 ロールフィーダーで試し切りをする方法」
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お試し搬送するには、 を押します。
実際にカットをすることなく、素材がまっすぐに搬送できるか、素材の長さがカット模様の長さに足りているかを事前に確認することができます。
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カットの開始位置を変更するには、 を押します。
カット開始位置を上下方向(送り方向)のお好みの位置まで移動させることができます。
- ロールフィーダー使用時は、自動でハーフカットの設定になっています。 を押して確認することができます。
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「スタート」を押して、カットを開始します。カットが完了すると、模様の下端で停止します。
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カットの終わった位置で素材を切り離したい場合は、「終了する」を選択します。
素材を切り離さずに模様をカットしたい場合は、「続けてカットする」を選択します。
- ロール素材が移動する下記の画面が表示されます。内容を確認して、「OK」を押します。
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ガイドレールをロールホルダーから取り外します。
ガイドレールの穴をロールフィーダーベースの突起に合わせるように取り付けます。(1) ガイドレール (2) ガイドレールの穴
(3) ロールフィーダーベースの突起
※ (2)と(3)を合わせます。
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素材の右端をガイドレールの上からしっかりと押さえつけます。
その状態を保持したまま、ロールフィーダーカッターを右から左へスライドさせ、素材をカットします。
ロールフィーダーカッターを軽く下に押し付けながらスライドさせてください。
(1) ガイドレール
(2) ロールフィーダーカッター
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素材を切り離したら、内容を確認して「OK」を押します。
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切り離した素材を排出するために、「OK」を押します。
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プレビュー画面に戻ります。
同じ模様をカットしたいときは、「スタート」を押してください。
違う模様をカットしたいときは、 を押します。
を押すと、「表示中のデータが削除されますが、よろしいですか?」とメッセージが表示されますので、「OK」を押します。
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「ロールカットを実行する」を選択して、別の模様を呼び出します。
無線LAN経由またはUSBケーブル経由でカッティングマシンに模様を転送した場合は、もう一度お使いのパソコンからカットする模様を転送してください。
USBメモリーで模様を呼び出した場合は、USBメモリーから模様を選びなおし、「 データを呼び出す 」からもう一度行ってください。
- ロール素材が移動する下記の画面が表示されます。内容を確認して、「OK」を押します。
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