【カッティングマシン】エンボススターターキットの使い方

    公開 2019/08/25   |    更新 2023/03/15
アクセサリーキットの認証方法はこちらをご覧ください。

動画は YouTube を利用しています。
  • お使いのモデルによって、機能や画面の一部が異なる場合があります。
  • 動画で使用されている製品や付属品はご利用の製品と異なる場合があります。
  • お使いのモデルによっては、本機能を使用するため本製品のソフトウェアを最新版にアップデートする必要があります。
面エンボスの本体初期設定 面エンボステンプレートの作成
面エンボスの使い方 線エンボスの使い方
お使いいただく前に
  • 最大12" × 12" (305mm × 305mm) までの素材を使用することができます。

テンプレートを作成する

面エンボスをする時は、必ずテンプレートを作成してください。すでにテンプレートを作成している場合は、 手順 8 から始めてください。

  1. スキャンカット本体でエンボスしたい模様を呼び出して、  を押してから「面エンボス」を選択します。

    •  幅の狭い形状を含む模様は、良いエンボス結果を得られない場合があります。
    • CanvasWorkspace からダウンロードしたエンボス用の模様もお使いいただけます。
    • 左右非対称の模様は、反転することで素材の表面にエンボス効果が得られます。


  2.  「テンプレート作成」 を選択して、画面の指示に従って面エンボスの初期設定をします。
     設定後、再度「テンプレート作成」を選択してテンプレート作成を開始します。

     


  3. エンボスする素材をカッティングマットに貼りつけてスキャンします。
    CMシリーズの場合は中粘着カッティングマット、SDXシリーズでは弱粘着カッティングマットを使用してください。

    • 画面の指示に従って操作してください。
    • 粘着性の強いマットを使用すると、素材の表面が荒れるおそれがあります。
    • カッティングマットの貼り付けエリアからはみ出さないように貼りつけてください。
    • スキャンした時に模様が素材からはみ出した場合は、模様の位置を調整するか、  もしくはを押して模様の大きさを調整してください。

     
  4. テンプレートを確認し、「OK」を押します。



  5. エンボスする素材をマットから外し、テンプレートシートをカッティングマットにしっかりと貼りつけます。
     ※テンプレートシートに裏表はありません。



  6. ホルダーを使用してテンプレートシートをカットします。
    CMシリーズではホルダー(青緑色 刃の出し量:4、カット圧力:3)を、SDXシリーズでは自動調整用替え刃ホルダー(黒)を使用してください。

     
  7. マットを排出してカットされたテンプレートシートを剥がし、マットに残ったゴミを取り除きます。

面エンボスを行う

  1. 「エンボス実行」を選択します。
    CMシリーズでは、模様選択画面の  を押して「面エンボス」を選択し、「エンボス実行」を押します。


  2. カットされた破線に沿ってテンプレートを二つ折りにし、折り目をマットの貼りつけエリアの底辺に合わせて貼りつけます。
    マットの両端によりすぎないようにしてください。マットの両端によりすぎてテンプレートを貼るとスキャンできないおそれがあります。


     
  3. テンプレートに、エンボスする面を下向きにして素材を挟み、模様をエンボスしたい位置に合わせます。
    • メタルシートには面エンボスできません。
    • 素材を挟む時はテンプレートの折り目から3mm離れた箇所にある破線に合わせてください。
    • 必要に応じて、素材を市販のマスキングテープなどで固定してください。その際、マスキングテープが模様に重ならないように貼ってください。



  4. テンプレートを覆う大きさにスキャニングサポートシートをカットします。



  5. スキャニングサポートシートの剥離紙を剥がして、テンプレートを覆うように、マットに貼りつけます。
    スキャニングサポートシートとテンプレートの間に気泡やしわが入らないように貼りつけてください。
    気泡やしわが入ったりテンプレートが浮くと、うまくスキャンできないおそれがあります。



  6. マットを挿入して画面の指示に従ってスキャンします。画面上でエンボスしたい線のみが正しく認識されるように、範囲を調整します。
    スキャンが終了したら、マットを排出しないで、マットを手で押えてマットが動かないように注意しながら、スキャニングサポートを手前から奥に向かってゆっくり剥がします。

    • マットを排出するとエンボスデータがずれて、上手くエンボスできなくなります。
    • 剥がしたスキャニングサポートシートは再利用できます。手順 12. で剥がした剥離紙を貼り付けて保管してください。


  7. 二つ折りにしたテンプレートを手前に広げます。



     
  8. ホルダーのふたを外し、1.5mm のエンボスツールの▼をエンボスツールホルダーの▲に合わせて挿入します。
    ホルダーのふたを締めてからキャリッジにホルダーを差し込みます。

    • 3mmのエンボスツールを使用すると、やわらかな印象のエンボス効果が得られます。
    • キャリッジにホルダーを差し込む前にツールが上下に動かない事を確認してください。動く場合は、ホルダーのふたを締め直してください。

     
  9. 「エンボス」を選択し、表示された画面より使用するツールを選択します。


  10.  もしくは を押してエンボス圧力を設定します。


    素材 厚み エンボス圧力
    1.5mmツール 3mmツール
    紙(厚) 0.25mm 4 4
    • 表で示された数値は目安です。作品に使用する素材で、はじめに必ず試しエンボスをしてください。
    • 必要に応じて「内側オフセット」を調整してください。
    • お好みのエンボス効果が得られない場合は圧力を調整してください。素材の材質や厚みによってエンボス効果は異なります。
    • エンボス圧力が強すぎるまたはエンボス速度が速すぎると、素材によっては破れるおそれがあります。


  11. スタート/ ストップボタンもしくは「スタート」キーを押してエンボスを開始します。


  12. スパチュラを使用してマットから素材を丁寧にはがします。


     
スキャンで形状がうまく読み取れないときは
  • テンプレートと素材が類似色の場合、または素材に模様がある場合は、素材が透けないように素材の上に白い紙を置いて、テンプレートシートで挟み再度スキャンし直してください。
  • スキャニングサポートシートやテンプレートシートが汚れたり、折れたりしている場合は新しいものに交換してください。
  • テンプレートシートが浮いている場合は、テンプレートシートが浮かないようにスキャニングサポートシートを貼り直し再度スキャンしてください。
  • スキャナー部分のスキャン装置が汚れている場合があります。本体の底面にあるスキャナーガラスを掃除してください。
凹凸がきれいに出ないときは
  • 凹凸高さが不足している場合はエンボス圧力を強くしてください。
  • エッジをはっきりさせたい場合は「拡張機能」の設定画面から内側オフセット量を小さくしてください。ただし、小さくしすぎると凹凸ができない可能性があります。
素材が破れるときは
  • 素材が破れる場合はエンボス圧力を弱くしてください。
お使いいただく前に
線エンボスをする素材は、紙の場合は0.5mm以下、メタルシートは0.2mm以下の厚みのものをご使用ください。

 

  1. エンボス用マットのタブを左下にして、緑色の面をカッティングマットに貼ります。
    CMシリーズでは、カッティングマットまたは中粘着カッティングマットを使用してください。
    SDXシリーズでは、強粘着カッティングマットまたは弱粘着カッティングマットを使用してください。
    (1) マットのタブ

    ・新しいカッティングマットに貼ることをおすすめします。
    ・カッティングマットの貼り付けエリアからはみ出さないように貼りつけてください。

  2. エンボス用マットの保護シートを剥がし、マットの上にエンボスしたい面を下にして素材を貼りつけます。
    エンボスする範囲がエンボス用マット内に収まるように貼り付けてください。


    <メタルシートの場合>
    エンボス用マットの保護シートを剥がし、メタルシートの保護シートをつけた状態で、タブを下向きにしてマットに貼りつけます。
    (1) タブ
    • 保護シートを付けずに使用すると、エンボスツールまたは、本体のスキャナーに傷が付く恐れがあります。
    • メタルシートを切って使用する場合は、エンボスした後にメタルシートの両面の保護シートを剥がしてから切ってください。
      残りのメタルシートを使用する際には、両面に保護シートを貼ってから使用してください。

     
  3. SDXシリーズの場合:マシン本体左側のスキャナー昇降レバーを「2」の位置に設定します。



  4. スキャンカット本体でエンボスしたい模様を呼び出し、マットを挿入して  を押してスキャンします。
    CMシリーズの場合
    SDXシリーズの場合

    • CanvasWorkspace からダウンロードしたエンボス用の模様もお使いいただけます。
    • 左右非対称の模様は、反転することで素材の表面にエンボス効果が得られます。
    • 素材から模様がはみ出さないように配置してください。エンボスツールがエンボス用マットに接触して、マットが破れるおそれがあります。
    • スキャンした時に模様が素材からはみ出している場合、模様の位置を調整するか、  もしくは「編集」キーを押して模様の大きさを調整してください


  5. エンボスツールホルダーのふたを外します。
    エンボスしたい線の太さに合わせてエンボスツールの▼をエンボスツールホルダーの▲に合わせて挿入します。
    ホルダーのふたを締め、ツールが上下に動かない事を確認してからキャリッジにホルダーを差し込みます。



  6. CMシリーズの場合:  キーを押してから「線エンボス」を選択します。


    SDXシリーズの場合:プレビュー画面で「エンボス」を選択します。


  7. CMシリーズは 、SDXシリーズは を押して「エンボス圧力」を設定します。
    素材とエンボスツール径の組み合わせによって、推奨するエンボス圧力が異なります。下の表を参考に調整してください。
    素材 厚み エンボス圧力
    1.5mmツール 3mmツール
    紙(厚) 0.25mm 4 4
    メタルシート(同梱品) 0.1mm 0 0
    紙(薄) 0.1mm -6 -4
    • 表で示された数値は目安です。作品に使用する素材で、はじめに必ず試しエンボスをしてください。
    • お好みのエンボス効果が得られない場合は圧力を調整してください。素材の材質や厚みによってエンボス効果は異なります。
    • エンボス圧力が強すぎるまたはエンボス速度が速すぎると、素材によっては破れるおそれがあります。

  8. CMシリーズの場合:「エンボス」を押し、操作パネルのスタート/ ストップボタンを押してエンボスを開始します。
    SDXシリーズの場合:「スタート」を押してエンボスを開始します。


  9. スパチュラを使用してエンボス用マットから素材を丁寧にはがします。 


    <メタルシートの場合>
    メタルシートに貼られている保護シート ( 上下) のタブを持ち、メタルシートをエンボス用マットから剥がします。
    タブを持って、両面の保護シートを剥がします。

      
メタルシートを保護シートから剥がす際に、メタルシートの端に触れながら剥がすとケガをするおそれがあります。

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