1. 発信できますか?
まず本製品から発信できるかどうかご確認ください。本製品から177(天気予報)に電話をかけてみてください。(通話料がかかります。)
【177(天気予報)への電話のかけ方】
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待ち受け画面で、[ファクス]、[オンフック]の順に押し、[1]、[7]、[7]と押してください。
* みるだけ受信を有効にしている場合は、[ファクス]を押したあとで[ファクス送信]を押し、続きの操作をしてください。
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確認後、[オンフック]または (モデルにより異なります)を押して回線を切ります。
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操作パネル上の (ホームボタン)を押します。
電話をかけることができない場合には、電話回線、電話機コード、ファクス機など、さまざまな要因が考えられます。以下のQ&Aをご覧ください。
> 電話がかけられません。
電話をかけるときに「ピーピーピーピー」という音が聞こえた場合は、ご利用のIP電話アダプターやひかり電話対応機器のバージョンアップをお知らせしています。電話をかけることができても、ファクス送信の場合は、この音から送信先が「話し中」と判断し「再ダイヤル待機中」になることがありますので、IP電話アダプターやひかり電話対応機器のバージョンアップをしてください。詳しくはご利用の回線業者にお問い合わせください。
発信できる場合は、次に進んでください。
2. 相手側は受信できる状態ですか?
本製品からの発信に問題ない場合は、相手側のファクス機が受信できる状態かご確認ください。例えば、携帯電話や別の電話機でその番号に電話をかけ、ファクスの音(ピーヒョロロという音)が聞こえるかどうかで判断することもできます。呼出音が鳴り続けてかからない場合や、電話に出てもファクスの音が聞こえない場合は、相手のファクスが受信できない状態である可能性があります。
相手側に問題がない場合は次に進んでください。
3. 送信するときにご確認ください
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送信操作に間違いはありませんか?
原稿をセットしたら、待ち受け画面で[ファクス]を押し、ファクス番号を入力して[スタート]を押してください。
* みるだけ受信を有効にしている場合は、[ファクス]を押したあとで[ファクス送信]を押し、続きの操作をしてください。
外付け電話を接続している場合、外付け電話の受話器をあげる必要はありません。
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ADF(自動原稿送り装置)を利用してファクス送信している場合
ADF(自動原稿送り装置)に原稿をセットする場合は、読み取りたい面を上向きにして、奥までしっかりセットします。原稿が正しくセットできていない状態でファクス送信操作を行なうと、相手に白紙のファクスが送信されてしまいます。
正しくセットできると、ディスプレイの表示が切り替わります。
原稿がうまく送り込まれない場合は、以下のQ&Aをご覧ください。
> ADF(自動原稿送り装置)を利用すると、原稿が送り込まれていかなかったり、原稿の角が折れたりします。
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「発信元登録」設定はされていますか?
発信元登録とは、本機から送信したファクスに印刷される、送信元を示す名前とファクス番号を本機に登録することです。
相手方のファクス機の機種によっては、発信元登録をしていないと通信を行なうことができない場合があります。本機の発信元登録を行なってから、ファクスを送信してみてください。
発信元登録の方法は、以下のQ&Aをご覧ください。
> 発信元登録の手順を教えてください。
以上のことを確認しても改善しない場合は、次へ進んでください。
4. お使いの環境に合わせてご確認ください
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電話回線の種類に合わせて設定を変更する
使用している電話回線に合わせて、「特別回線対応」の設定を変更してみてください。設定方法は、以下のQ&Aをご覧ください。
> 「特別回線対応」の設定方法
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IP網、または通信エラーの起こりやすい環境の場合
IP網をご利用の場合や、通話で雑音が入りやすい状態では、ファクスが通信エラーになる場合があります。その場合は、本製品の「安心通信モード」の設定を変更してお試しください。設定方法は、以下のQ&Aをご覧ください。
> 「安心通信モード」の設定方法
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ブランチ接続(並列接続)している場合
1本の電話回線を複数のモジュラージャックに分配してブランチ接続(並列接続)している場合、信号が減衰して不具合の原因となる可能性があります。単独で接続してファクス機の問題かどうかをご確認ください。ブランチ接続(並列接続)については、以下のQ&Aをご覧ください。
> ブランチ接続(並列接続)について
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PBXやIP電話アダプターに接続している場合
ダイヤルトーン検出の設定が「検知する」になっていると、発信できない場合があります。設定を変更してお試しください。設定方法は、以下のQ&Aをご覧ください。
> ダイヤルトーン検出の設定について