よくあるご質問（Q&A）

インターネットファクス（I-FAX）とは？

 

 

インターネットファクスの準備

ソフトウェアダウンロード

 

本製品のネットワーク設定

本製品のネットワークを設定する必要があります。設定していない場合は、「かんたん設置ガイド」をご覧いただき、設定を行なってください。

> かんたん設置ガイド

Eメールアドレス取得

 

 

使用するための設定

インターネットファクスをご使用いただく前に、メールサーバーの設定をしておく必要があります。

 

 

これらの設定は、Web Based Management(*)、操作パネル、リモートセットアップ、BRAdmin Professionalから設定することができますが、ここでは、Web Based Managementで設定する方法をご案内します。

 

* Web Based Managementとは、ご使用のウェブブラウザーに本製品のIPアドレスを入力して、プリントサーバーの設定値の変更を行なうユーティリティです。

 

Web Based Managementで設定する方法

 

1. 本製品とネットワークでつながったパソコンで、ウェブブラウザーを起動します。
    
2. Web Based Managementを起動します。
   ウェブブラウザーのアドレス入力欄にhttps://ip_address（［ip_address］はご使用になる本製品のIPアドレス）を入力します。
   > IPアドレスの確認方法について
    
3. 「ネットワーク」タブ－「ネットワーク」－「プロトコル」をクリックします。
    
4. 設定を有効にするために、「POP3/SMTP」のチェックボックスを選択します。
    
5. ［詳細設定］をクリックします。
    
6. Eメールサーバーの情報を入力して、［OK］をクリックしてください。
    
   

   Eメールサーバー情報がわからない場合は、インターネットサービスプロバイダーなどEメールアドレスの発行元へご確認ください。

7. 「Eメール送信/受信設定のテスト」画面で、「送信先アドレス」に、テスト用のEメールアドレスを入力し、［OK］をクリックします。

 

以上で設定は完了です。
 

インターネットファクスで送信する

インターネットファクスの送信方法は、通常のファクス送信の操作と同様です。

ワンタッチダイヤルや電話帳に送信先のアドレスを登録してある場合は、本製品で文書を読み取って送信できます。解像度を変更したい場合は、ファクス送信画面で［設定変更］、［ファクス画質］の順に選び、設定を変更してから送信します。（「スーパーファイン」はインターネットファクスに対応していません。）

 

 

インターネットファクスで受信する

インターネットファクスの受信は、初期設定では10分ごとにサーバーに自動でアクセスし、メールを受信します。
手動で受信する場合は、［手動受信］を押して、サーバーにメールがあるかチェックします。

インターネットファクスを受信した場合は、液晶画面に何通インターネットファクスを受信したか表示されます。受信するデータがない場合は、「メールはありません」と表示されます。
 

ファクス to Eメール送信（ファクス転送）

受信したファクスを指定したEメールに自動転送します。外出先のパソコンで自宅に届いたファクスを確認できます。

 

設定方法

1. Web Based Managementを起動します。
   ウェブブラウザーのアドレス入力欄にhttps://ip_address（［ip_address］はご使用になる本製品のIPアドレス）を入力します。
    
2. 「ファクス」タブ－「ファクス」－「応用機能」をクリックします。
   パスワードを設定している場合は、パスワードを入力してログインしてください。
    
3. 「転送/メモリー受信」項目で「ファクス転送」を選択します。
   「Eメールアドレス」を選択して、転送先のEメールアドレスを入力します。
   本製品で転送ファクスを印刷する場合は、「転送ファクスの自動印字」を「オン」に、印刷が不要の場合は「オフ」にします。
    
   
    
4. ［OK］をクリックして設定は終了です。

 

 

リレー配信

インターネットファクス（インターネット回線）で受信した文書を、通常の電話回線を使用して他のファクス機器に再送信します。

例えば、アメリカから日本の各取引先にファクスする場合、アメリカから日本の中継点のファクス機器まではインターネットで送信し、中継点のファクスからは電話回線で各取引先に送信することで通信費を安く抑えることができます。

 

以下に、本製品が中継するときの設定方法と、本製品から送り、他の機器に中継させる場合の宛先指定方法をご案内します。
 

本製品が中継するときの設定

 

 

本製品をリレー配信の中継点として使用するには、リレー配信データの発信元のドメイン名を本製品に登録し、リレー配信を許可しておきます。
登録されていないドメインからのインターネットファクスはリレー配信されません。

 

1. Web Based Managementを起動します。
   ウェブブラウザーのアドレス入力欄にhttps://ip_address（［ip_address］はご使用になる本製品のIPアドレス）を入力します。
    
2. 「ファクス」タブ－「I-Fax」－「リレー配信機能」をクリックします。
   パスワードを設定している場合は、パスワードを入力してログインしてください。
    
3. 「リレー許可」項目を「オン」にし、「許可ドメイン」項目に、発信元のドメイン名を登録します。
   ドメイン名とは、一般的に「usafax@xxxx.com」というEメールアドレスの場合、＠より後の「xxxx.com」の部分を指しています。
    
   
   • ドメイン名は信頼できるものを登録してください。
   • ドメイン名は、5件まで登録できます。
4. ［OK］をクリックして設定は終了です。

 

本製品を中継点としてリレー配信するには、本製品の使用環境によって、発信元が指定するEメールアドレスの形式が異なります。
Eメールアドレスの形式については下記の「本製品から送り、他の機器に中継させる場合」をご覧ください。

 

本製品から送り、他の機器に中継させる場合

 

 

あらかじめ、経由先のインターネットファクス機能を持つファクス機器が、どのような使用環境にあるのかを確認してください。POP受信サーバーが構築されている場合と構築されていない場合で、送信宛先入力の形式が異なります。

 

• POP受信サーバーが構築されているとき
  発信元は、以下のような Eメールアドレス形式で送信します。
  
• POP受信サーバーが構築されていないとき
  発信元は、以下のような Eメールアドレス形式で送信します。
  

本製品でファクス送信するには以下のように操作します。

 

1. 原稿をセットします。
    
2. ［ファクス］を押します。
   * みるだけ受信をしている場合は、手順2のあとで、［ファクス送信］を押してください。
    
3. ［設定変更］を押します。
    
4. ▼/▲を押して画面を送り、［同報送信］を押します。
    
5. ［番号追加］を押します。
    
6. ［番号追加］、 の順に押して、Eメールアドレス入力画面に切り替えます。
    
7. 画面に表示されているテンキーでEメールアドレスを入力し、［OK］を押します。
   例：POP受信サーバーが構築されているとき
   tokyofax@○○○.co.jp(fax#095-XXX-XXXX)
   
   1台のみに送信する場合は、手順9に進みます。
    
8. 複数のリレー配信先を入力するには、手順5-7を繰り返して、Eメールアドレスを入力します。
   例：POP受信サーバーが構築されているとき
   tokyofax@○○○.co.jp(fax#095-XXX-XXXX)
    
9. すべての配信先を入力したら、［OK］を押します。
    
10. ［スタート］ボタンを押して送信します。