スカートやズボンのすそをまつります。次の手順でまつりぬいをします。
押えの交換は、必ず電源を切ってから行ってください。万一スイッチが押されると、ミシンが作動してケガの原因になります。
筒の大きさがアームに入らないほど小さいときや、筒の長さが短いときは、布地がうまく送られず、きれいに仕上がらないことがあります。
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すそ上げをするスカートやズボンを裏返します。
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できあがり線で布を表に返し、アイロンをかけます。
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布端から約5mm のところにチャコペンで印をつけ、しつけをします。
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しつけをしたところから、内側へ折り込みます。
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布端を開いて裏返します。
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まつりぬい押え<R>、まつりぬい押え<L>、もしくは、別売りのまつりぬい押えやガイド付きまつりぬい押えを取り付けます。
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まつりぬい模様(例 : )を選択します。
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お使いのミシンで、補助テーブルがついている場合は、補助テーブルを取り外して、ミシンをフリーアームにします。
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布地を入れ、布地を回すことができるのを確認します。
⇒ まつりぬい押え<R>は手順10(次)に進む
⇒ まつりぬい押え<L>は手順14に進む
まつりぬい押え<R>
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押えのガイドと布地の折り山が合うように布地をセットし、押えを下げます。
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プーリーをゆっくり手前に回して針を下げ、針が折り山に少しかかる位置にあるか確認します。
針落ち位置を変更するときは、針を上げてからジグザグの振り幅を変更します。
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針がかかりすぎているとき
針が左側にいきすぎています。
振り幅の+キーを押して針位置を右に動かし、針が折り山に少しかかるように調節します。
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針がかかっていないとき
針が右側にいきすぎています。
振り幅の-キーを押して針位置を左に動かし、針が折り山に少しかかるように調節します。
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折り山に押えのガイドを沿わせてぬいます。
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しつけをほどき、布地を表に返します。
***** まつりぬい押え<R>の手順はここまでです。*****
まつりぬい押え<L>
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左の針落ちがわずかに折り山にかかるように布地をセットし、折り山に押えのガイドを合わせます。
<L> 押えのネジを回して、折り山に押えのガイドがぴったり当たるように調節します。
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押えを下げます。
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折り山がガイドにあたるように、布地に手を添えながらぬいます。
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しつけをほどき、布地を表に返します。