以下の対処方法をお試しください。
印刷品質を確認する
以下の手順で「印刷品質チェックシート」を印刷し、問題があればクリーニングを行なってください。
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待ち受け画面の[インク](機種によっては「インク残量」を示すマーク )を押します。
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[テストプリント]を押します。
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[印刷品質チェックシート]を押します。
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[カラースタート]ボタンを押すと、印刷がはじまります。
「印刷品質チェックシート」の内容を以下のパターンと比較し、4色の印刷パターンのすべてのブロックがきれいに印刷されているか確認してください。
【「印刷品質チェックシート」の内容が正常な場合】
[停止/終了]ボタンを押して操作を終了します。印刷品質に問題はありませんので、画質の設定調整をお試しください。
画質の設定を調整する
【「印刷品質チェックシート」の内容が正常でない場合】
液晶画面の表示にしたがって問題のある色を指定し、クリーニングを行なってください。ふたたび「印刷品質チェックシート」を印刷し、改善していないようなら、あと4回(合計5回)まで繰り返しクリーニングを行ない、都度「印刷品質チェックシート」で確認してください。
改善が見られない場合は、[停止/終了]ボタンを押して操作を中断し、ブラザーコールセンターへお問い合わせください。
改善した場合は、一度印刷をお試しいただき、それでも色合いが良くない場合は、以下の「画質の設定を調整する」をご覧ください。
画質の設定を調整する
画質の設定を調整することで、改善される場合があります。本製品と接続しているパソコンから印刷をする場合は、印刷設定ダイアログで画質の設定をします。
【Windowsの場合】
下記でご案内する設定変更は、画像を自動分析し、鮮明さ、ホワイトバランス、色の濃さを改善するものです。画像データの容量やパソコンの仕様によっても異なりますが、この処理には数分かかります。
またこの機能は、画素数の少ないデジタルカメラの画像データに対して有効です。メガピクセルのデジタルカメラで撮影した画像データは、画質強調しないでプリントしてください。
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お使いのアプリケーションのメニューバーの「ファイル」から「印刷」を選んで、印刷設定ダイアログを開きます。
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「拡張機能」タブを開き、[カラー設定]をクリックします。
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「画質強調」をチェックします。お好みの印刷結果に合わせて、各項目の設定を調整します。
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カラー濃度
画像中のカラー全体の濃度(色の濃さ)を調整します。画像の色の量を増減し、色あせた画像や弱々しい画像を改善できます。
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ホワイトバランス
画像中の白色部分の色合いを基準に、全体の色合いを調整します。白色部分を調整することで、より自然に近い色合いにプリントできます。
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明るさ
画像全体の明るさを調整します。
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コントラスト(濃淡)
画像のコントラスト(濃淡)を調整します。
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赤・緑・青
画像中の各色(赤・緑・青)のバランスを調整します。
例)全体に赤みを加えるには、赤の割合を増やします。
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調整が完了したら、[OK]を押します。
印刷を実行し、印刷結果の色合いが改善されているか、確認をしてください。
【macOSの場合】
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お使いのアプリケーションのメニューバーの「ファイル」から「印刷」を選んで、印刷設定ダイアログを開きます。
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ドロップダウンリストで、「カラー設定」を選び、「カラー詳細設定」の三角をクリックします。「画質強調」をチェックします。お好みの印刷結果に合わせて、各項目の設定を調整します。
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明るさ
画像全体の明るさを調整します。スクロールバーを左右に動かすと、画像を明るくしたり暗くしたりできます。
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コントラスト(濃淡)
画像のコントラスト(濃淡)を調整します。画像をくっきりさせたいときはコントラストを増やし、淡くしたいときは減らします。
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赤・緑・青
画像中の各色(赤・緑・青)のバランスを調整します。
例)全体に赤みを加えるには、赤の割合を増やします。
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調整が完了したら、[プリント]をクリックします。
印刷結果の色合いが改善されているか、確認をしてください。