ファクスの誤送信の防止や、直接入力による送信などを制限したい場合はファクス誤送信防止機能(ダイヤル制限)機能を使います。
例えば、ファクス送信時に宛先の番号を2度入力させることで誤送信を防いだり、番号の直接入力を禁止して電話帳からしか宛先を選べないようにすることで、ファクスの私的利用を防ぐことができます。
こんなことができます
ファクス誤送信防止機能は、下記に示すファクス送信時の宛先指定方法それぞれに対して、「2度入力」や「オン」に設定をすることで誤送信を防止します。(対応している宛先指定方法はお使いの製品によって異なります。)
- 「直接入力」:ダイヤルボタンで番号を直接入力する
- 「アドレス帳」:電話帳(アドレス帳)から宛先を指定する
- 「ショートカット」(または「お気に入り」):ショートカットまたはお気に入りに登録した宛先を指定する
- 「LDAPサーバー」:LDAPサーバー上に登録されている宛先を指定する
「2度入力」に設定した場合
「2度入力」に設定した方法で宛先を指定し、ファクススタートボタンを押すと、もう一度宛先を指定するようメッセージが表示されます。
再度、同じ方法で同じ宛先を指定し、ファクススタートボタンを押すと、ファクスを送信できます。「オン」に設定した場合
ファクス送信の操作をしても、制限がかかっているために送信できないというメッセージが表示され、送信できません。
設定方法
ファクス誤送信防止機能(ダイヤル制限)を設定するには、Web Based Management(*) を使う方法と、本体操作で設定する方法があります。
ここではWeb Based Management を使って設定する方法をご案内します。
* Web Based Management とは、ご使用のウェブブラウザーに本製品のIPアドレスを入力して、プリントサーバーの設定値の変更を行なうユーティリティです。
Web Based Management を使って設定する
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Web Based Management を起動します。
ウェブブラウザーのアドレス入力欄に、「https://XXXXX/」を入力します。「XXXXX」は、ご使用になる本製品のIPアドレスです。
(例)本製品のIPアドレスが192.168.1.3の場合、ウェブブラウザーに「https://192.168.1.3/」と入力します。
- 本製品のIPアドレスの確認方法は、以下からQ&A をご覧ください。
- 下記のような画面が表示された場合は、「安全な接続でログインする」をクリックします。
- ウェブブラウザーの画面に下記のような画面が表示された場合は、「詳細設定」(または「詳細情報」)をクリックし、「xxx.xxx.xxx.xxxにアクセスする(安全ではありません)」をクリックします。(xxxはIpアドレス)
*画面はGoogle Chrome™の例です、ご利用のウェブブラウザーにより画面は異なります。
詳細は以下のQ&A をご覧ください。
-
「ログイン」欄にネットワーク管理用パスワードを入力し、右矢印ボタンをクリックしてログインしてください。
パスワードの初期値は、以下のいずれかです。 -
「ファクス」タブをクリックし、左のメニューより「ダイヤル機能制限」をクリックします。
以下の表示の場合、「ファクス」(1)、「ダイヤル機能制限」(2) を、順にクリックします。
-
「直接入力」、「アドレス帳」、「ショートカット」(または「お気に入り」)、「LDAPサーバー」※のそれぞれの項目を設定し、[OK]をクリックします。
※モデルによっては、インターネットファクス機能をサポートサイトからダウンロードした場合に「LDAPサーバー」のメニューが表示されます。
- ウェブブラウザーを閉じます。
・製品の背面または底部に貼ってあるラベルに記載された「Pwd」の後に続く8文字。
パスワードが貼付されている場所は、製品によって異なります。
パスワードの初期値は、半角英数字(大文字、小文字)と半角記号(< > * @ : - + など)が含まれています。
パスワードの初期値は、以下のQ&Aをご覧頂き、ネットワーク設定リストを出力することでも確認できます。
出力したネットワーク設定リストの下部をご覧ください。
パスワードの初期値は、以下のQ&Aをご覧頂き、ネットワーク設定リストを出力することでも確認できます。
出力したネットワーク設定リストの下部をご覧ください。
(例)インクジェットプリンター・複合機
・インクジェットプリンター・複合機/レーザープリンター・複合機: 製品の背面・ドキュメントスキャナー: 製品の背面、または底部
これで設定は完了です。
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