【インクジェット/レーザー プリンター】ファクスの送信ができません

    公開 2019/09/18   |    更新 2024/02/27
これまではファクス送信に問題がなく、突然送信ができなくなった場合は、親機(本体もしくは通信ボックス)の電源を入れ直し再起動してください。
モデム・ターミナルアダプターなどの接続機器がある場合は、合わせて再起動をお試しください。
※モデム類を再起動すると、モデムに接続されている他の機器の通信が一時的に切れるためご注意ください。

上記をお試しいただいても改善しない場合は、下記内容を順に確認願います。

1.電話の発着信を確認

本製品から電話をかけたり受けたりすることができないと、ファクスを送ったり受けたりすることもできません。
下記をご覧いただき、電話の発着信ができるか確認してください。

本製品から177(天気予報)などに電話をかけてください。通信ボックスモデルをお使いの場合は、子機からかけてください。
(通話料がかかります。)
本体に受話器がないモデルは、オンフックを押して発信の確認ができます。以下は177に発信する例です。

本体に[オンフック]ボタンがある場合

[オンフック]ボタンを押し[1]、[7]、[7]と押してください。
もう一度[オンフック]ボタンを押すと、電話を切ることができます。

本体に[オンフック]ボタンがない場合
  1. 待ち受け画面で、[ファクス]、[オンフック]の順に押し、[1]、[7]、[7]と押してください。
    * みるだけ受信を有効にしている場合は、[ファクス]を押したあとで[ファクス送信]を押し、続きの操作をしてください。
  2. 確認後、[オンフック]または オンフック(モデルにより異なります)を押して回線を切ります。
  3. 操作パネル上の home(ホームボタン)を押します。 

  • ナンバープレフィックス(外線発信番号)が誤って設定されていると、発信や送信ができません。
    ※ナンバープレフィックス(外線発信番号)は、PBX回線(内線と外線が使える環境の回線)に本製品を接続して使用する際、外線にダイヤルするときに必要な番号をあらかじめ登録しておく機能です。
    機能の有無は製品によって異なります。詳しくは以下のQ&Aをご覧ください。
  • PBXやIP電話アダプターに接続している場合、ダイヤルトーン検出の設定が「検知する」になっていると、発信できない場合があります。
    設定を変更してお試しください。詳しくは以下のQ&Aをご覧ください。
電話をかけることができない場合には、電話回線の問題、電話機コードの接続の問題、ファクス機の設定など、さまざまな要因が考えられます
下記のQ&Aをご確認ください。

携帯電話や別回線の電話で本製品に電話をかけ、その結果を確認してください。
サンプル音

話中の音が聞こえた場合、本製品から電話線を抜いて、本製品に電話をかけてください。
電話線を抜いた状態でも話中の音がする場合は、電話回線に問題が発生している可能性があります。
ご利用の回線業者にお問い合わせをお願いします。
サンプル音
※通信機器の電源が入っていないか、故障の際のメッセージの例です。

電話回線に問題が発生している可能性があります。ご利用の回線業者にお問い合わせをお願いします。
ボイスワープや転送電話をご利用の場合
ボイスワープや転送電話をご利用の場合、契約内容によって異なりますが、「只今より転送を開始します~」とアナウンスが流れる場合もあります。 (メッセージを流さずに転送する契約や設定もあります。)
ボイスワープや転送電話を利用していて本製品に着信しない場合は、設定を解除しファクスを受信してください。
ボイスワープは着信したコールをそのまま転送するため、電話だけを転送しファクスだけ本製品で受信することはできません。

本製品以外の電話機やファクス機を接続している場合
1本の電話回線(1つの電話番号)を分配してブランチ接続(並列接続)している場合、単独で接続して本製品に着信するか確認してください。

ブランチ接続
IP電話・ひかり電話などをご利用で、1つの電話番号で、複数の電話機やファクス機を電話機ポートに接続している場合もブランチ接続(並列接続)です。
ブランチ接続2
ブランチ接続(並列接続)については詳しくは以下のQ&Aをご覧ください。

2.ファクスの送受信を確認

電話の発着信に問題がない場合、下記テスト用ファクス番号にファクスを送信してください。
折り返し自動でファクスをお送りします。弊社へのファクスは送信ができるのか確認してください。

テスト用ファクス番号: 052-824-4773(番号の入力間違いにご注意ください)

発信者番号を非通知で送信すると自動返信されません。ファクス番号の前に「186」を付けてダイヤルしてください。

弊社ファクス番号へのテスト結果を下記から選択してください。

  • 弊社にファクス送信できた場合、本製品の故障ではありません。
    相手の回線の問題や、相手機の設定の問題で送信できない可能性があります。

    相手機の状態を確認
    相手側のファクス機が受信できる状態かご確認ください。
    携帯電話や本製品から相手機に電話をかけ、その結果を確認してください。
    サンプル音

    相手の回線が使用中です。時間を置いて複数回かけなおしても同様であれば、相手の電話回線に問題が発生している可能性があります。
    サンプル音
    ※通信機器の電源が入っていないか、故障の際のメッセージの例です。

    相手の電話回線に問題が発生している可能性があります。
    サンプル音

    呼出音が鳴り続けてファクス機に繋がらない場合や、電話が着信してもファクスの音が聞こえない場合は、相手のファクス機が受信できない状態である可能性があります。

    「発信元登録」設定の確認
    発信元登録とは、本機から送信したファクスに印刷される、送信元を示す名前とファクス番号の登録です。
    ファクス機の機種によっては、発信元登録をしていないと通信を行なうことができない場合があります。本機の発信元登録を行なってから、ファクスを送信してください。
    発信元登録の方法は以下のQ&Aをご覧ください。

    相手機がカラーファクスに対応していない場合
    カラーファクスに対応していないファクシミリに、カラーで送ると送信エラーになります。
    自動的にモノクロに変換されませんので、送信先のファクシミリが、カラーに対応しているかどうかをお聞きいただき対応していなければモノクロで送信してください。
      
  • 弊社へも、他の方へもファクス送信ができない場合、送信方法をご確認ください。

    タッチパネルのモデル
    (例)(モデルにより画面は異なります)
    タッチパネル例
    原稿をセットしたら、待ち受け画面で[ファクス]を押し、ファクス番号を入力して[スタート]を押してください。
    みるだけ受信を有効にしている場合は、[ファクス]を押したあとで[ファクス送信]を押し、続きの操作をしてください。
    電話帳を利用せず直接ファクス番号を入力する場合で、タッチパネル画面にダイヤルパッドが表示されないモデルは、本体操作パネル上のダイヤルパッドを押してください。
    タッチパネル例

    モードボタンがあるモデル
    (例)(モデルにより表示は異なります)
    モードボタン例
    ファクスのモードボタンが点灯しているか確認してください。点灯していない場合ファクスのモードボタンを押して点灯させてください。
    受話器を上げたり、[オンフック]ボタンを押す必要はありません。

    ADF(自動原稿送り装置)を利用して送信している場合
    ADF(自動原稿送り装置)に原稿を正しくセットすると、ディスプレイの表示が切り替わります。奥までしっかり原稿をセットしてください。
    原稿の裏表を間違えてセットしファクス送信操作を行なうと、相手に白紙のファクスが送信されます。
    原稿がうまく送り込まれない場合は、以下のQ&Aをご覧ください。

    通信ボックスモデルを利用している場合
    通信ボックスと複合機の間の通信は良好か確認してください。通信ボックスと複合機との間の通信ができる状態でないとファクス送信ができません。
    複合機本体のタッチパネル上の [メニューボタン]、[接続確認]を順に押して、通信ボックスとの接続が正常かどうかを確認してください。
    接続ができていない場合は以下のQ&Aをご覧ください。

    • ・ナンバープレフィックス(外線発信番号)が誤って設定されていると、発信や送信ができません。
      ※ナンバープレフィックス(外線発信番号)は、PBX回線(内線と外線が使える環境の回線)に本製品を接続して使用する際、外線にダイヤルするときに必要な番号をあらかじめ登録しておく機能です。
      機能の有無は製品によって異なります。詳しくは以下のQ&Aをご覧ください。
    • ・PBXやIP電話アダプターに接続している場合、ダイヤルトーン検出の設定が「検知する」になっていると、発信できない場合があります。
      設定を変更してお試しください。詳しくは以下のQ&Aをご覧ください。
  • 送信はできて受信はできない場合、下記をQ&A内の「2.ファクスの送受信を確認 」「受信できない」の内容をご確認ください。
  •   
 

お使いの状況に合わせて設定を変更

上記をお試しいただき、改善が無い場合は下記の内容もご確認ください。

電話回線の種類に合わせて設定を変更する
使用している電話回線に合わせて、「特別回線対応」の設定を変更してください。設定の方法は以下のQ&Aをご覧ください。

IP網、または通信エラーの起こりやすい環境の場合
IP網をご利用の場合や、通話で雑音が入りやすい状態の場合、ファクスが通信エラーになることがあります。その場合は、本製品の「安心通信モード」の設定を変更してください。設定の方法は以下のQ&Aをご覧ください。

複数の原稿を一度に送れない場合
複数の原稿を一度に送れない場合 リアルタイム送信の設定をしていないか確認してください。
原稿台ガラスを使用する場合は、リアルタイム送信を「しない」(または「オフ」)にしてください。
詳しくはこちらをご覧下さい。


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