きれいに刺しゅうするためのポイントについて

    公開 2019/08/25   |    更新 2019/10/31
対象機種
家庭用ミシン

 

刺しゅうをきれいに仕上げるためには、いくつかのポイントがあります。

接着芯の貼り方や布地の刺しゅう枠への張り方は、大きなポイントです。
詳細は、「刺しゅう枠に布地を張るには、どうしたらよいですか?」を参照してください。

もう1つのポイントは、適切な針と糸を使用することです。
次の糸の説明を参照してください。

 

刺しゅう糸

上糸 ブラザー純正の刺しゅう糸を使用してください。
他の糸を使用した場合、刺しゅうがきれいに仕上がらないことがあります。
下糸 ブラザー純正刺しゅう下糸を使用してください。

刺しゅうをする前に下糸が十分にあることを確認してください。刺しゅうの途中で下糸がなくなると、刺しゅうを中断し下糸を巻き直す必要があります。

 

接着芯

  • ぬい縮みや模様くずれを防ぎ、刺しゅうをきれいに仕上げるために、布地に刺しゅう用接着芯を貼ります。

     

  • 使用する刺しゅう枠より大きめに刺しゅう用接着芯を用意してください。

     

  • オーガンジーやローンなど薄手の素材やタオル、コーデュロイなど起毛している布地に刺しゅうをするときは、水で溶ける刺しゅう用水溶性シート(別売)を使用してください。水で洗うとシートが溶け、固くならずきれいに仕上がります。

     

  • 厚地のパイル織りのタオルには、水溶性シートをタオルの表面に置いて布と一緒に枠に張ることをおすすめします。タオル地の毛足がカバーされて、よりきれいに仕上がります。

     

  • アイロンがかけられない布地(タオルなどの起毛している布地)やアイロンのかけにくい場所に刺しゅうをするときは、接着せずに、布地の下に接着芯を重ねて刺しゅう枠に張ってください。別売のブラザー接着芯については、お買い上げの販売店にご相談ください。

     

その他

  • 大きな布地に刺しゅうするときは、ミシンを置いたテーブルから布地が垂れ下がらないようにしてください。布地が垂れ下がった状態で刺しゅうすると、刺しゅう機の動きが悪くなり、模様くずれの原因となります。

     

  • 刺しゅう枠が動く範囲に物を置かないようにしてください。刺しゅう枠が当たり、模様くずれの原因となります。

     

  • 刺しゅう中に手や物がキャリッジに当たらないようにしてください。模様がくずれるおそれがあります。

     



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