【QL/TDシリーズ】ラベルデータを本体に転送したら、印刷がずれてしまいました

    公開 2019/09/19   |    更新 2024/03/11

本体に転送するラベルデータを作成するときは、P-touch EditorをProfessionalモードでご利用になることをお勧めします。

以下の 6 つのポイントに従って、ラベルを作成していただくことで、本体に転送しても印刷がずれないデータを作成することができます。

  1. 以下の場合に、テキストをオブジェクト毎に作成してください。
    •  編集するものと、編集しないものがある場合
    •  フォントサイズや、文字の並び(右寄せ、左寄せなど)が異なる場合(「書式」→「テキスト」内のプロパティを使用して設定)
    •  配置を細かく調整したい場合

    • オブジェクト

      a: この青い点で囲まれた塊がオブジェクトです。
      b: テキストボタン。これをクリックすると新しいテキストオブジェクトが作成できます。

      同じような設定のオブジェクトを複数作成する場合は、コピーして作成することをお勧めします。(設定が引き継がれます)


  2. ラベルデータを本体に転送する場合は、文字フォントは「美杉ゴシックM」にしてください。
    フォント

  3. 各オブジェクトのテキストのプロパティで、「文字の制御」を「長文」に設定してください。この設定をすることにより、文字の数によって、文字サイズが自動で変更されることが無くなります。
    文字の制御」を「長文」にするには、以下のように設定してください。
    1.  オブジェクトを選択し、右クリックで「プロパティ」を表示してください。
    2. テキスト」タブを選択し、「文字の制御」のプルダウンから「長文」を選択してください。
      文字の制御
    3. 枠サイズ内にデータを収めたい場合には、「枠サイズ固定」 を選択して下さい。


  4. 編集をしないテキストは、「文字の編集を禁止にする」にチェックを打ってください。(文字の編集をする必要がある場合は、チェック不要です。)
    変更する必要のないオブジェクトは、以下の設定をしてください。
    1. オブジェクトを選択し、右クリックで「プロパティ」を表示する。
    2. 拡張」タブを選択し、「文字の編集を禁止にする」のチェックボックスにチェックを付けてください。
      文字の編集の禁止

  5. 移動やサイズ変更しないオブジェクトは、「マウスドラッグと矢印キーによる移動とサイズの変更を禁止にする」にチェックを打ってください。
    移動やサイズ変更の必要のないオブジェクトは、以下の設定をしてください。
    1. オブジェクトを選択し、右クリックで「プロパティ」を表示する。
    2. 拡張」タブを選択し、「マウスドラッグと矢印キーによる移動とサイズの変更を禁止にする」のチェックボックスにチェックを付けてください。
    3. 移動とサイズ変更の禁止

  6. 液晶上で、テキストオブジェクトを確認する時に、表示したい順番を指定したい場合や、編集する際に編集する順番を指定したい場合は、数字をつけてください。(「文字の編集を禁止にする」のチェックボックスにチェックを付けたオブジェクトについては、数字をつける必要はありません。)
    オブジェクト名に数字をつけるには、以下の設定をしてください。
    1. オブジェクトを選択し、右クリックで「プロパティ」を表示する。
    2. 拡張」タブを選択し、オブジェクト名に数字付きの名前を入力してください。
      オブジェクト名
    • 本体の液晶ディスプレーは、数字の小さいオブジェクト順にテキスト表示します。
    • 文字の編集を禁止にする」のチェックボックスにチェックを付けたオブジェクトは、液晶ディスプレーには表示されません。
機種によっては、転送後にバーコードのサイズが変わってしまう場合がありますので、ラベルデータを作成して本体に転送した後に、試し印刷をしていただくことをお勧めします。
洋菓子ラベル、テイクアウトラベル、生産者ラベル、商品価格ラベルなどさまざまなラベルサイズ、
デザインから、簡単にラベル作成可能です。
P-touch Editor をインストールしていただくと、食品向けテンプレートをご利用いただくことができます。

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