【PT/QL/RJ/TDシリーズ】P-touchTemplate設定の使い方

    公開 2019/09/18   |    更新 2023/03/15

P-touch Template モードは、プリンターに接続したバーコードリーダーなどの機器からのデータを、プリンターに転送したテンプレートのテキストオブジェクトやバーコードオブジェクトに挿入する機能を提供します。ラベルやバーコードを簡単に印刷できるため便利です。

  • P-touch Template の詳細は、「 製品マニュアル」ページから「P-touch テンプレートマニュアル / コマンドリファレンス」をダウンロードしてご確認ください。

  • 製品マニュアルのダウンロードページに「P-touch テンプレートマニュアル / コマンドリファレンス」がない製品は、「ユーザーズガイド」と「ソフトウェアユーザーズガイド」をダウンロードして、「P-touch Template 設定」や「付録」のページをご確認ください。

P-touch Template 設定を使用するには、以下の手順に従ってください。

  1. プリンター設定ツールを開きます。詳しくは以下のQ&A をご参照ください。

  2. P-touch Template 設定を選択します。
    P-touch Template 設定」 ダイアログボックスが表示されます。

  3. 各項目を 指定 または 変更 します。
    詳細は下記をご覧ください。

P-touch Template 設定ダイアログボックス
※画像は一例です。表示される項目や数値は、機種により異なります。
P-touch Template 設定
  1. コマンドモード
    P-touch Template モードをデフォルトモードとして指定します。
    モードを変更するには、[本体設定]の[管理設定]タブを使用します。
  2. テンプレート番号初期値
    プリンターの電源を入れた際、デフォルトで選択されるテンプレート番号を指定します。
    ただし、本体に転送されていないテンプレート番号は指定できません。
  3. 区切り記号
    ファイル内のデータのグループ間の境界を示すのに使用される記号です。1 ~ 20文字で指定できます。
  4. 印刷開始トリガ
    印刷を開始するトリガを指定できます。
    • 印刷開始コマンド文字列]: ここで指定されたコマンド文字を受信すると、印刷を開始します。
    • すべてのオブジェクトのデータ取得後]: 最終オブジェクトの区切り文字を受信すると、印刷を開始します。
    • 指定データサイズ受け取り後]:ここで指定された文字数を受信すると、印刷を開始します。ただし、区切り文字は文字数にカウントされません。
  5. 文字コードセット
    選択できる機種とできない機種があります。詳細は、「P-touch テンプレートマニュアル / コマンドリファレンス」(または「ユーザーズガイド」の「P-touch Template 設定」)をご覧ください。
  6. 国際文字
    文字セットの国や地域を示します。
    利用可能な設定: [United States]、[France]、[Germany]、[Britain]、[Denmark]、[Sweden]、[Italy]、[Spain]、[Japan]、[Norway]、[Denmark II]、[Spain II]、[Latin America]、[Korea]、[Legal
    上記のリストから選択した国や地域により、次の12 のコードを切り替えます。
    23h 24h 40h 5Bh 5Ch 5Dh 5Eh 60h 7Bh 7Ch 7Dh 7Eh
    切り替える文字についての詳細は、「P-touch テンプレートマニュアル / コマンドリファレンス」をご覧ください。
  7. プレフィックス文字
    P-touch Template モードで使用されるコマンドを識別する接頭文字コードを指定します。
  8. 読み捨て文字列
    ここで指定された文字はデータ受信時に印刷されません。1 ~ 20 文字を使用して指定します。
  9. 改行コード
    改行コードは、次のデータがテキストオブジェクト内の次の行に移動することを示すため、データ送信時に使用します。
    次の 4 つの改行コードの 1 つを選択できます。または改行コードとして 1 ~ 20 文字を指定できます。
    利用可能な設定: [^CR]、[¥0D¥0A]、[¥0A]、[¥0D
  10. FNC1置換
    バーコード規格GS1-128(UCC/EAN-128)などに含まれるGSコードを、FNC1コードに置き換える機能を設定します。
    チェックボックスにチェックを入れると、受信したGSコードをFNC1コードに置き換えます。チェックを外すと、受信したGSコードはそのまま出力されます。
  11. 印刷枚数
    印刷部数を設定します。1 ~ 99 の数字を指定できます。
  12. オートカット(カッター搭載機種のみ)
    オートカットを行なうか、また何枚ごとに行なうかを設定します。(最大 99 枚まで指定できます)
  13. 180 度回転(設定可能機種のみ)
    このチェックボックスを選択すると、180 度回転して印刷します。
  14. 通信設定(シリアルポート搭載機種のみ)
    シリアル通信のパラメーターを設定します。
  15. 既定値に戻す
    P-touch Template設定ダイアログボックスの全ての設定値を既定値に戻します。
  16. キャンセル
    設定をキャンセルし、ダイアログボックスを閉じます。設定は変更されません。
  17. 設定
    本体に設定値を反映します。
    指定した設定をコマンドファイルに保存するには、ドロップダウンリストから「コマンドファイルに保存」を選択します。
    保存したコマンドファイルをマスストレージ機能で使用して、設定を本体に適用できます。
  18. 品質優先
    印刷品質の設定を選択します。このチェックボックスを選択すると、印刷品質が優先されます。
    チェックを外すと、印刷速度が優先されます。

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