前のページへ グラフィック目次 次のページへ
付録>>プリンタと印字のしくみ 印刷

プリンタドライバとは
プリンタドライバとは、プリンタを制御するためのソフトウェアです。つまり、コンピュータとプリンタの間を取り持ってプリンタを簡単に使えるようにしているのがプリンタドライバです。

例えば、ワープロソフトを使って「A」という文字を印刷するときは、通常次のような手順で行います。
@ メニューから「印刷」を選ぶと、プリンタドライバの設定画面が表示されます。
A 印刷枚数を選んだり、複数ページを1ページにまとめたりするため、設定をします。
B [OK]ボタンを押します。
あたり前の手順に見えますが[OK]ボタンが押されたあと、実はプリンタドライバは次のような作業をしています。

ステップ1
まず
・ 「A」と言う文字が書かれていること
・ 文字の大きさ
・ フォントの種類
・ 文字の配置
など印刷に必要な情報をワープロソフトから聞き出します。

ステップ2
次に、「ステップ1」で聞き出した印刷に必要な情報をプリンタがわかる言葉に翻訳してプリンタに伝えます。

C プリンタが印刷を開始します。
このようにして、プリンタドライバは言わば、コンピュータとプリンタの通訳をしながら、誰でもが簡単にプリンタを使えるようにする役割を果たしているわけです。

豆情報(3)

ワープロソフトなどのソフトウェアとプリンタドライバの間で使われる言葉のルールは決められています。しかし、ソフトウェアがバージョンアップされたり、新しいソフトウェアが登場したりすると、今まで使っていなかった新しい言葉が使われるようになり、プリンタドライバが通訳できなくなる、ということが起こり得ます。その場合、ブラザーではその都度プリンタドライバをバージョンアップし、サポートサイト(ブラザーソリューションセンター)(http://solutions.brother.co.jp/)からダウンロードしていただけるようにしています。どうぞご利用ください。

前のページへ 次のページへ
TOP